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06/01/08 12:29

その7 トラットリア・ベッレ・ドンネ2

そういうわけで、翌日の昼にまた行きました。

アンティパストに、前日気になっていたゴルゴンゾーラとズッキーニ。
これは生のズッキーニを千切りにしてたっぷり盛り付けた上に
ゴルゴンゾーラをたっぷり塗ったパンを2切れ乗せたもの。
塩とEXバージンオイルを掛けて食べると、
これがまた美味しいんです。
ズッキーニの自然な甘さと瑞々しさが、ゴルゴンゾーラのあの臭さとベストマッチ。

プリモはパスして、セコンドにトリッパのトマトソース煮をいただきました。
チーズが乗っていて、さぞこってりしているかと思うと、
以外にさっぱりしていて、これまた美味。
トリッパはよく煮てあって柔らかいのですが、ただトロリというのではなく
独特の食感があって心地よく食べられました。

そしてデザートに前日と同じマロン・プリンを全員分4個頼んだら、
なんと3個しかないと言うので、仕方なく私はチェコレートのタルトをオーダー。
心優しい友人たちが、一口ずつ食べさせてくれました。

そういうわけで、心残りがあり、翌夕また行きました。
初回から気になっていたポロ葱のリゾットが食べたかったためでもあります。

そのリゾット、肉だの魚介だのの味はまったくせず、
ポロ葱の美味しさを前面に出した、さっぱりとしてかつしっかりと味のあるリゾット。
上に薄切りにしたチーズが乗っていて、リゾットの熱でトロリととろけています。
動物性の味がしないので、このチーズのコクが程よいアクセントになっていて
チーズはこってりしていてねぇ・・・と言う人も気にならない感じです。
ああ、イタリアのプリモはパスタだけではないのだわ!と再認識した1品でした。

セコンドは、名前は忘れましたが、肉野菜炒めイタリア風といったところ。
セコンドの肉料理は、野菜の付かないものが多いけど
これは、ペペローネやズッキーニなどいろいろ入っていて、
オリーブオイルで炒めさっぱりと塩味で。
ご飯とスープもセットで定食にしてくれい!という感じです。

そして締めはこの日も、マロン・プリン!
どうやって作るのか訊いたのですが教えてもらえませんでした。
家でいろいろ研究してみようっと。

1週間滞在して、心残りが1つ。
1日エクスカーションとして、ルッカからさらに電車に乗って行く
カステルヌォーヴォ・ディ・ガルファニャーナにあるお気に入りの店に
食べに行く予定にしていたのですが、その日の朝起きたらけっこうな量の積雪。
山の方はもっとでしょうから、駅までは行けても
その先の足が確保できるか不安でしたので、諦めました。
また別の機会にいらっしゃい、ってトスカーナに呼ばれているのだと思うことにして。

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