その6 トラットリア・ベッレ・ドンネ1 さて、フィレンツェ市内の観光については、たくさんの方が書いていますし フィレンツェが大好きで何度も通っている方もいらっしゃいますから 報告するまでのこともないと思いますが、 フィレンツェで先に書いたトラットリア「マリオ」の他に もう1つ気に入って通った店があります。 Via Belle Donne にあるBelle Donne という店。 ここもトラットリアですが、マリオほど気軽な感じではありません。 イル・ラティーニにビスッテッカ・アッラ・フィオレンティーナを食べに行くつもりが、 クリスマス休暇で数日間休みのため、友人がコピーを持ってきていたその店にしたのです。 名店のシェフが気軽に食べに行く店だそうで、電話で予約して行ってみました。 私が食べたものは、 ○蛸とポテトのトマトスープ煮 ○ツナとズッキーニのマッケロネッティ(ちょっと細めのマカロニ) ○ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(2人前を4人で) ○ブディーノ・ディ・マローネ(マロン・プリン) 蛸とポテトを一緒に煮たものは初めてで、意外な美味しさでした。 トマトソースに蛸の味がよく出ていて、それを味わうためにパンが2切れ入っています。 たっぷりソースを吸わせて食べて、う~ん旨い! パンをさらに加えて食べました。 ツナとズッキーニのパスタもトマト味なのですが、 ツナの味もトマトの味も抑えられて、すごくさっぱりとした何とも不思議な美味しさ。 ズッキーニの姿はよくみえないのですが、 ズッキーニが隠し味のように全体をまとめて、さらりとした味にしているのでしょう。 いくら食べても飽きないような味でした。あれはまた食べたい! ビステッカは、予定通りの美味しさ。 2人分のオーダーにしては大きかったような気がします。 お勘定を見たら40ユーロちょっと付いていましたから、1.3kg以上あったことに。 4人で美味しく食べられる上限大きさでした。 で、ドルチェのマロン・プリン、これが絶品だったのです。 出てきたときは、え?・・・というほど不細工な見かけだったのですが 食べてみると、濃厚な栗の味。 栗のペーストと、細かく砕いた栗と、カスタードのほのかな味。 そして何でしょう、 栗以外にもレアチーズケーキのクラスターのようなものが混じっていて 何とも心地よい食感。 たった一口で虜になりました。 「また明日も来よう!」
お帰りなさい(^^v グラツィアさん。お帰りなさい。 いつものように充実の旅のご報告 楽しく拝読いたしました。 食事のお話には読んでいるだけで よだれが出てきちゃいました。 今年の欧州はかなり寒いようですね。 実は来週月曜日から3週間ほど欧州に行きます。 もちろんイタリアにも8泊滞在します。 TVでの寒波の報道に、どんな感じかなぁと 心配していたところ、出発間際に生のご報告を聞けて ”よっしゃ”と、気合が入ったところです。 ピサ・フィレンツェ・スポレート・コルトーナ・アッシジと 周って来ます。冬の長い夜をゆっくりと美味しいもので 楽しみたいと思います。 いつも参考になるご報告をありがとうございます。 次の南イタリア編も楽しみにしています。 あっ、少し体も休めてくださいね。
うらやましい。 ネコももさん、ありがとうございます。 3週間ですか~うらやましい! 帰ってきてしまうと、自分のことは棚に上げて、 これから出かける人が本当にうらやましいです。 どこも素敵なまちを回るのですね。 コルトーナは、まだ行ったことがありません。 是非レポートしてくださいね。 どうぞよいご旅行になりますように。