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06/01/08 12:20

その4 ピストイアとプラートへ

さて25日と26日は、
フィレンツェ市内の入場料を払って入るところは軒並み休みだろうと思って
(実は26日なら入れるところが、それなりにありました)
近郊のまちへでかけました。
25日はピストイアとプラート、26日はアレッツォです。

ピストイアは、中世の面影を残す街並みを楽しみに行きました。
ドゥオーモしか中に入って見ることはできませんでしたが
彩色陶板で飾られたチェッボ病院の外観もなかなかよくて
歩くだけでもそれなりに楽しめました。
雨が降っていたのが残念でしたが。

くやしかったのが、昼食。
ドゥオーモの近くを歩いていたときに、
通りの奥にオステリアの文字が私を呼んでいるように光りました。
勇んで行ってみると、スローフード協会認定のマークが。
やった!店の雰囲気といい、美味しく、気持ちよく楽しめるに違いない
と思って扉を開けたら、
「申し訳ありません。今日は予約で一杯です。」・・・

もう1軒よさそうなところを見つけましたが、やはり予約で1杯。
早い時間だったので、パスタだけ、30分で出るので食べさせてください、
とお願いしましたが、ダメでした。(涙)

駅に程近くの店で食べて、そこそこ美味しかったので不満はないのですが、
25日に美味しいものにありつきたかったら、
予約は必須だと実感したのでした。

プラートも、同じく中世の街並みを楽しみに行ったのですが、
持って行った本に書いてあった、ドゥオーモにまつわるマリアの腰帯伝説や
その祭りの日に、画僧であるフィリッポ・リッピと尼僧のルクレツィアが
駆け落ちをした話を読みながら見たので、とっても楽しめました。

帰り道は少しくれてきた街にクリスマス・イルミネーションが灯り
見る場所は限られても、この時期ならではの楽しみもあることを感じたのでした。

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