その3 トラットリア・マリオ さて、買い出しの後は、この方のページを目にして以来 http://chieichiba.net/wahaha/italia_trattoria.htm#1 フィレンツェに行ったら是非食べたいと思っていた「トラットリア・マリオ」で昼食。 中央市場の近くと言うことは分かっていたのですが通りが見つけられず 地元のおじさんに聞いたら、教えてくれました。 あの辺りの人はみんな知っている店のようです。 「あの店はおいしいよ」とおじさんも言っていました。 さてそのマリオ、昼だけ営業の小さなトラットリアです。 大繁盛していて、開店一番に行かないと、並ぶことになります。 みんな詰めあって、相席は当たり前。 行ったのが2時過ぎでしたから、10人ぐらい待っている人がいます。 まずは店に入って名前と人数を告げ、待つこと10分ほど。 メニューは、ビステッカだけが1kg当たり30ユーロですが、 ほとんどが5~8ユーロ。付け合せはたしか2.5ユーロだったと思います。 この日に友人と私4人が食べたものは、以下の通り。 ○トマト・ソースのパスタ。 ラビオリをオーダーしたら品切れで、代わりに勧められたものです。 トロフィエのようなショートパスタでした。 シンプルで、トマトの酸味がきいた普通に美味しい1品。 ○リガトーニ・アル・ラグー。 パスタのアルデンテの加減が抜群で、 ラグーが、コクがあるのにさっぱりしていくらでも食べられる感じ。 ○リッボリータ トスカーナ名物の豆と野菜とパンを煮込んだもの。 豆や野菜の味がとてもよく出ていて、 仕上げにかけてあるEXバージンオイルがとても良いもので、 ほっとする味です。疲れた胃袋に最適。 ○鶏のアッロースト(オーブン焼き) シンプルイズベストの1品。 表面はこんがりパリッと、中はふっくら柔らかく焼けていて美味。 ○ビスコッティとヴィンサント 甘いヴィンサントにアーモンド入りのビスコッティを浸して。 ○??? 名前は忘れましたが、クリスマスの時期のお菓子なのだとか。 大好きな甘い食後酒「アマレット」の味のするクッキーです。 それをこれも名前の知らない、 透き通った赤い甘口のお酒(赤ワインではありません)と一緒にいただきます。 どれもこれもシンプルな美味しさで、これぞイタリア料理という感じのものばかり。 1人2品プラス、ドルチェ、ワイン1Lと水で 60ユーロちょっとというのも嬉しい値段。 横のテーブルにいたオジサンが、私たちが嬉しそうに食べているのを見て 自分も嬉しいのか、肉を一切れ、食べてみろとくれました。 それがきっかけで話をして、 4人の中で一番若い友人が気に入られ、(やはりイタリアのおっちゃんは、正直) ○○子これも食べろと、フライド・ポテトも。 そして留めにちゃんとしたボトルのワインも。 やはりデッラ・カーサのワインとは味が全然違います。 4人でゲラゲラ笑いながら、いただきました。 気に入ると通う癖のある私たちは、29日の昼も行きました。 その日は、前回たべられなかったラビオリと 隣の人が食べていて美味しそうだったリングア・レッサ(ゆでた牛舌)を食べました。 ラビオリは、やはりコクがあるのにさっぱりしていて美味。 牛舌は、それはそれは柔らかくゆでられていて、口の中でとろけます。 バジリコのソースが添えられています。ニンニクが利いていて 美味しいけれど、あとで周りの人が臭いかも。 でもそんなことは気にせず、頬を緩ませて完食しました。 フィレンツェにまた行くことがあったら ここはまた行きたい店です。
こんにちは はじめまして。 昨年春にずっと行きたかったフィレンツェへ旅して以来、フィレンツェ&トスカーナに魅了されてしまい、 この3月に再びイタリア旅行を考えています。 それでいろいろ調べてたらグラツィアさんのレポートに出会いました。 たくさんイタリアに行かれてるんですね!うらやましい! 私はカナダ、オーストラリアには何度も行った事があるのですが、 イタリアはフィレンツェ(実は6日間)と、 学生のときのヨーロッパ周遊旅行中のローマ(こちらは2.5日…。)だけで、 これからいろいろな所を訪れたい!と夢見ています。 なのでグラツィアさんのレポートをいろいろ参考にさせていただきますね。 トラットリア・マリオ、いい感じですね! 今度ぜひ行ってみたいと思います。 またいろいろ教えてください。 よろしくお願いしま~す。
また一人 イタリア病に罹患した方がいるようですね。 行けば行くほど、中毒症状が深まり、行かないと禁断症状が出てきます。 3月ですか。いいですねぇ。 じっくり調べて、楽しんできてくださいね。 この掲示板にはイタリア好きがたくさんいますから、 突っ込んで訊くと、いろいろと教えてもらえると思いますよ。