London~Edinburgh こんにちは。元在住者です。 1年ほどScotlandにも住んでいたので、London~Edinburghの列車は毎月利用していました。 London~Edinburghの直通列車はEast Coastというオペレーターによって運行されており、日中の運行間隔は30分または1時間です。 Londonにおける発着駅はEustonではなくKings Crossになります。 London Kings Cross~EdinburghのPDF時刻表(平日) http://bit.ly/QvuNCI イギリスの鉄道は指定席と自由席の車両が分かれていません。 座席に予約票(予約区間が記載された紙)が差し込まれている席は指定席扱い、予約票が入っていない席は自由席扱いとなります。 ちなみに予約票が差し込まれていても予約票に記載されていない区間は自由席と同じ扱いになります。 たとえば予約票に記載された利用区間がYork→Edinburghになっている場合、London Kings Cross→Yorkは誰が座っても構いませんが、Yorkで予約客が乗ってきたら席を譲る必要があります。 また他のオペレーターでは旧態依然とした紙の予約票ではなく、窓の上部に設置されたLED表示装置で予約状況を表示している列車もあります。 LED表示装置にAvailableと表示されている場合は、予約が入っていないという意味になります。 僕はLondon~Edinburghの列車を8月を含めて何度も利用していますが、予約なしで座れなかったことはありません。 ただ2名以上で乗車する場合は事前予約をしていないと席が離れてしまう可能性があります。 レイルパスを持っていれば予約料金は不要なので、スケジュールが決まっているのであれば事前予約をしておいたほうが精神的に良いかと思います。 なおイギリスの鉄道は日本と異なり座席を回転して向きを変えることができません。 基本は2人掛けの座席(進行方向または逆方向)ですが、1両に3~8か所程度4人用のテーブル付ボックスシート(向かい合わせの座席)があります。 もし3人以上で旅行される場合は、このボックスシートをリクエストすると良いかもしれません。 East Coastの座席表 http://bit.ly/NJ8nfG (Coach B~HがStandard Class) http://bit.ly/OJer6k (Coach A~GがStandard Class) Standard Class(改装済)の画像 http://en.wikipedia.org/wiki/File:3_Mark_IV_TSO_Interior.JPG さて、London Kings Cross~Edinburghの列車は、London発車時には満席でも途中のDarlington(Londonより約2時間半)ないしNewcastle(Londonより約3時間)を過ぎると空席が目立つようになります。 もし指定された席が進行方向左側の場合、DarlingtonないしNewcastleを過ぎて進行方向右側の席に空席があれば移動することをお勧めします。 Darlingtonを出発をしてから約15分後にDurham市街を通りますが、進行方向右手にDurham Cathedral(世界遺産)が一望できます。 ダラム大聖堂 http://bit.ly/kDePyT またNewcastle~Edinburghの大部分は海岸線沿いに走行するので、進行方向右側の席からは海岸線の景色を楽しめます。 Edinburgh~Bristolについては、時間があれば別の機会に書きます。
nackyさんへ nackyさん たくさんの情報を本当にありがとうございます。nackyさんのご親切に思わず涙がでそうになってしまいました。プリントアウトして持っていこうとおもいます。 今回は、この掲示板で知り合えた方と二人旅でいきます。無料であれば予約していこうと思います。 では、もしお時間がありましたら、つづき。。。おねがいできると嬉しいです。
Edinburgh~Bristolの列車 こんにちは。 続編の書き込みが遅くなり申し訳ありません。 Edinburgh~Bristol Temple MeadsはCross Country(オペレーター名)による直通列車がほぼ1時間毎に運行されており、所要時間は約6時間半です。 実はこの区間に関しては直通列車を利用するより2本の列車を乗り継ぐほうが所要時間が短くなるケースが多いです。 ただイギリスの鉄道は以前より改善されたものの遅延が多いため、乗り換え駅で接続列車に乗り継げない可能性もあります。 したがって多少時間がかかっても直通列車に乗ることをお勧めします。 直通列車の時刻表リンクです。 時間が経過するとリンク切れになる可能性があるので、必要な場合は早めに印刷することをお勧めします。 http://bit.ly/OZe4WQ Cross Countryは文字通りイギリスの地方都市同士を結ぶ列車が多く、Londonには乗り入れていません。Edinburgh→YorkはEast Coastと同じルートを走行します。 したがってLondon→Edinburghとは逆に進行方向左側の席が海側の席となります。 なおEastCoastの車両と同じく座席の向きを変えることはできません。 Cross Country(Edinburgh~Bristol)の路線図 http://www.crosscountrytrains.co.uk/media/76302/south_west_to_scotland.pdf National Rail(全国版,主要駅のみ掲載)の路線図 http://www.nationalrail.co.uk/passenger_services/maps/nationalrailnetworkmap.pdf Cross CountryはEast Coastと比較して途中停車駅が多いのと走行速度が遅いことから、距離の割に所要時間がかかります。 Edinburgh~Bristolについては一部列車を除きVoyagerと呼ばれるディーゼルカー(4~5両編成)による運行です。 列車内には売店もありますが、食事は乗車前に駅で調達したほうが良いかと思われます。 http://www.crosscountrytrains.co.uk/customer-service/our-trains http://en.wikipedia.org/wiki/File:221129_C_Super_Voyager_Standard_Class_Internal.JPG 最後にイギリスの長距離列車にはQuiet Coachといって携帯電話での通話はもちろん乗客同士の会話も慎まなければいけない車両が連結されていることが多いです(通常は各列車に1両)。 事前に予約する場合は特に希望しない限りアサインされることはありませんが、予約なしで乗車する場合は注意してください。 該当車両には外からも分かるようにQuiet Coachと表記されています。