チェンマイの評価について

北タイのバラと呼ばれるチェンマイですが、この町はあまり好きでないと掲示板で書いた初めはわたしかもしれないので少し責任を感じます。

たしかに外国人旅行者が街中でぼんやりたたずんでいたりするのはよく見かけます。
あまり元気ある風ではありません。

でも一度も訪れることなく、他人の意見(それも評価の一部分でしか過ぎません)でチェンマイの評価を決めてしまうのはこの町にとって気の毒に思います。

旧市街を1辺2kmほどの正方形に取り巻くレンガ造りの堀は美しいですし、ソンテウで郊外のドイステープに上って特徴のある金色の仏塔を見るのもいいと思います。
自分の記憶でも、ワットスワンドークに隣接する学校で英語を勉強している子供たちと写真を撮ったり、ワットチェットヨートの坊さんたちに一緒に昼ご飯を食べていかないかと誘われたりしたことがありました。

ムーンムアン通りのソイで、マッサージのお姉さんに自分は某国の民主化運動に参加しているのだが、今はタイに逃れているのだとこっそり聞かされたこともあります。チェンマイのマッサージはタイマッサージのバンコク、ワットポーのマッサージとは違う流れでそれも興味深いところです。

その土地の人との交流は旅行の印象を左右しますから、チェンマイの人は親切で気持ちの優しいところを感じます。

一回や二回の訪問ではなかなかその土地のことはわからず、周辺の町やなにやらと比較できるようになって、ああここのナイトマーケットは工場製品ばかりでつまらないなあとか、そんなことがわかるようになります。

チェンマイ市街の変容も早いので、四季折々訪れていてもわからないことはたくさんあります。

北タイの古都、ランナー・チェンマイと言われた町です。やはり自分の目で見て自分の足で歩いてほしいと思いました。
チェンマイ周辺にも興味深い町やフィールドがあるのですが、日本のガイドブックでは紹介しきれていません。

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