飛び込みでもたいてい泊まれる穴場の町

ちょっと正確を欠きました。最初は高校生のときの台湾2週間一人旅でした。4ヶ月や2ヶ月は大学に入ってからです。台湾のときは電波少年的旅でしたが、当時一人旅の全員がそうだったんですよ。
予約は往復の飛行機だけが普通だったかと。

ピンチはありすぎて、1000字を越してしまいます。でも、ひとつだけ。

話すほうはどの言葉も大丈夫ですが、ヒヤリングはどの言葉も少し弱い(普通の日本人と逆らしいです)のでアメリカで「マルコさん、ジス・イズ・ファイナルコール」で、慌てて駆けつけ、エンジン音の中、後ろから乗り込んで座った直後、離陸したのは覚えています。でも定時離陸で全員で拍手してくれた皆様に迷惑をかけないで済み、アメリカ人のおおらかさを感じると同時にほっとしました。

最初は列車の予約をして、周りを見たら、空席が目立てば、次回は予約しないなどステップ・バイ・ステップでいいかと思います。

宿も寝る前に外から暗い部屋がどのくらいあるか見れば、予約しなくても十分泊まれたんだわなどが判断できます。それが10回も続けば、飛び込みしてみようかしら?との誘惑に駆られるでしょう。

宿は小さな村だと、散策時に宿の全部外から見れることも。もし、予約した宿以上の素敵な宿を見つけ、聞いてみたら、空室ありだとしたら、くやしいですね。だから予約しないのもあります。

リュックをしょったまま、30分くらいは最良の宿を探して歩くことも。少し大変かもしれませんが、「私だけの宿」を見つけた喜びでそんな小さな苦労はすっ飛びます。

20年ほど前チロルのガルテューア村で見つけたバックにマッターホルンのような峰が聳えるお花畑の中の農家がやってる1軒宿は朝食付き1100円、豪華な朝食だけでそのくらいしそうなので、申し訳ない感じでした。

広いローマなどではさすが、駅に預けて、観光しながら、途中でよさげな宿を見つけると聞いて、空いてれば、その晩の予約をしています。宿探しを現地で楽しめるようになると一人前ともいわれています。

ポンペイとかベルサイユ、ロワールの城館のある街、ウインザー、ザーンセスカンス、ルーヴェンなど普通大都市から日帰りで行くところは宿の穴場で、飛び込みでもたいてい泊まれます。まずはこの辺からトライされるのもいいかも。

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1件のコメント

  • 電波少年的旅

    マルコポーロ3 さん

    昔の一人旅って、そうだったんですか。
    今はIT時代で世界中からネット予約できるから、宿も有利な所
    からどんどん予約で空きなしになり、残ったのは条件のすこぶる悪い
    宿や高い宿くらいしかないのではないかと、予約サイトを見てると
    感じるんですが、現地に行ってみると予約サイトにも出てない宿を
    インフォで紹介してもらえたり、歩いて探すと見つかったりするんで
    しょうかね。

    >宿探しを現地で楽しめるようになると一人前

    現地で寝床確保というのがやったことない者にはこれが心配の種。
    多少のリスクも楽しめればしめたものでしょうね。

    >ピンチはありすぎて

    山ほどのピンチも後になれば愉快な旅の思い出。
    少しぐらいなら私もありますが、その時は大変でも過ぎれば笑いに変わり、
    肥やしにもなりで。

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    宿の予約をしないのは民宿のおばさんをがっかりさせないため?

    例は20年前のでしたが、最近(今年のも含めて)ネットにはないのが大半でした。

    民宿、農家民宿なども含めれば、圧倒的に載ってないほうが多いかと。

    有名観光地、人気地などにあり、夏休みなど予約を取らなくてもいっぱいになる安宿ではメールしても返事が全く来ないところも多いです。

    返事もない不親切な宿と思いきや、とても素晴らしい宿だったことも多いです。

    パリには予約は受け付けない安宿もありました。

    午後早くでも満室と言われ、がっかりしていたら、「明日10時ころ来てごらん!」と太った庶民的マダムににっこりウインクされ、10時きっかりに行ったら、ちょうど一人チェックアウトしたばかりで、パリのど真ん中の、いかにもパリらしい宿に泊まれました。

    前日、満室といわれた時に、直後に来て、断られた日本人には、私と同じセリフはいいませんでした。

    理由はその人は英語で聞いて、私は下手ながらフランス語で聞いたことくらいしか思いつきません。実はYHを探して道をフランス語で聞いたとき、おじさまは「オーベルジュ・デ・ラ・ジュネス」(YH)と大きな声で言って、上機嫌になり、車で案内してくれました。

    観光関係者の多くは英語もわかりますが、英語しか話さないと思われている日本人が下手でもフランス語を話すと、一見冷たいと思われている(私は全然思わないけど、多くの日本人がそう言ってました)フランス人にも友好スイッチがはいるようです。

    これはフランス以外でもタヒチやニューカレドニア、レユニオン、マルティニークなど海外領でも数限りなく感じたのでほぼ確実かと。
    宿に限らず、仏語圏ではカタコトでもいいのでなるべく仏語で話したほうが、いいことがありそうです。



    終バスで着くプランの時、そんなことありえないのに「宿にあぶれたらどうするの?」という心配症の友人と一緒の時、ケンカするのもいやだから、やむなく宿を予約することもありました。

    バスが着いて、客引きに来ていた人のよさそうな民宿のおばさんが、先に客を取られたり、予約があるからと断られ、最後に降りた私たちに最後の希望をかけたのですが、友人に「もう宿は取ってある」と言われ、がっかり肩を落として帰って行くのが、気の毒でした。

    私一人なら客になれた上、宿まで案内してもらえて楽だったのに。
    深夜に予約した宿を探すのにとても苦労したので余計そう思いました。
    「たまには分かれてひとりずつ寝ない?」と言っておばさんについて行けばよかったと思ったのはあとの祭りでした。

    今はグーグルマップなどで容易になりましたが、以前は予約した宿を探すのが結構大変でした。それなら目に付いた宿を当たったほうが手っ取り早いと考えたのも予約をしない理由かも知れません。たとえ1軒目が満室でも2,3軒目でOKになったことが普通だったので。