プラハ→ブダペストだと5ヶ国パスに。ウイーン経由なら4国の5日パスでOKです。

5日パスでOKですが、旅程だと。ブラチスラバなどスロバキアを通るので5ヶ国パスとなりますね。
プラハ→ウイーン乗換えブダペストなら4国でOKですが。

プラハに5日も取っていますが、何は特別な理由でもありますか。市内だけなら通常2日、多くても3日でいいような気もしますが。

ハプスブルク帝国時代、帝都ウイーンに対し、ブダペスト、プラハは副首都格でしたから、ウイーンの見どころはこの2都を足したくらいあります。ウイーン4泊(実質丸2日)、プラハ3泊(実質丸2日)、ブダペスト2泊(実質丸2日可)の比率のほうが妥当な気がします。そしてパス利用日は単なる2地点間の移動ではもったいないです。

朝早くの列車でチェスケブジヨビツ乗り換え世界遺産チェスキークルムロフ(プラハと同じくらい人気があります)に行き、散策、夜ウイーン着、泊も可能です。

例えばウイーンを2回に分け、ウイーン2、ブダペスト2泊、ウイーン2泊とした場合、ウイーンからミュンヘン移動日にザルツブルクで途中下車、半日観光とします。

これで5日パスで7都市回れることに。

ミュンヘンからフランクはロマンチック街道の華で日本人にはドイツで最も人気がある(2人に1人訪れる)ローテンブルクで途中下車し、半日観光、フランク泊がいいかも。

この場合、ミュンヘンは泊まるだけになりますが、アルテピナコーテークやドイツ博物館が目的でなければ、それでもいいかも。

もしミュンヘン優先ならザルツブルク途中下車はなしで、ウイーンからミュンヘンに直行。午後はミュンヘン観光に。

帰国前日ですが、もし、夕方のフライトなら、フランク泊でなくハイデルベルク泊にして午前に散策。列車で1時間のフランクへがいいかと。

フランクはたいしても見るところなく、ハイデルベルクは、ライン下りやロマンチック街道と並んで、旧西ドイツ内では3大観光地だったからです。

これで5日パスで8都市周遊できることになります。
ウイーンは4泊で¥もあるのに丸2日になるのは前半は夜着、丸1日観光、朝発、昼前ブダペスト着、後半が昼ブダペスト発(これでブダペストは丸2日に)夕方ウイーン着、丸1日観光、朝ウイーン発だからです。

このプランで行くと、3都に各2日、チェスキークルムロフ、ザルツブルクかミュンヘン、ローテンブルク、ハイデルベルクに各半日、あとは移動となります。

もし、ウイーンにもっといたい場合はクルムロフ・カット(プラハからウイーン直行)で2日半滞在可です。

検索などをしてご検討してみて下さい。

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1件のコメント

  • 12/07/19 09:58

    大変貴重なご返答有難うございました。

    是非、ご参考にさせて頂きます。
    プラハ3日滞在にしていたのは特に理由もなく、
    今回の旅行のメインだと考えていたからです。

    理由が無いので、
    頂いた情報を参考に日程等組みなおしてみようと思いました。

    迅速にご返答を頂いた上、細かく多彩な情報を頂けて本当に感謝しております。
    有難う御座いました!!

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    途中下車こそ空路では真似できない鉄道旅行の醍醐味

    5都市間の移動だけなら、LCCなど空路でもいいですが、空路は途中に素晴らしい場所、街があっても寄れません。
    列車はそれができるので、列車の旅にした以上、その特性、特典を生かさない手はありません。

    ザルツブルクは別にしても、他はぜひ移動日に寄る(ミュンヘンからローテンブルクは2度乗換え、そこからフランクまでも2度乗換えですが、わかりやすいです)といいかと。

    またバス代(パスで20%引き)が要りますが、ミュンヘンからフランク行き観光バスのヨーロッパバスでネルトリンゲン、ディンケルスビュール、ローテンブルクの、ロマンチック街道珠玉の街3つを見ることも出きます。フランクに20時ころ着です。

    チェスキークルムロフに寄ってウイーンは夜になりますが、ウイーンは欧州の大都市では最も治安がいいので心配要りません。

    ブダペストを1日半にして、朝の列車でウイーンに向かえばウイーンは2日半になります。

    好みに合わせていろいろアレンジしてみて下さい。