Re: ベルナーオーバーラントでのハイキングコースについてその2

さて、バッハアルプゼーからフィルストへ往路と同じ道を戻るのがつまらなければ・・・実はこっちの方がおすすめですが、池から流れ出す沢の谷にそって下るルートです。

普段8月になってフィルスト周辺が乾燥して花が少なくなったころでもこの谷筋は花いっぱいなのです。ですからおいしい草を求めて牛君たちがカラーンコローンとたむろっています。

今年はたぶんまだ花いっぱいです。崖のところ・・フィルストから崖沿いにも降りられる、まででて崖沿いに右に行くとワルドスピッツというレストラン(小屋)があってここまでバスが上がってきていますが本数は少なくここも確か3時か3時半が最終です。そのままバス道をおりてもいいのですが、思い切って崖道(林の中の急坂ですが、なぜか花いっぱいです)を降りるとフィルストのロープウウエーの中間駅ボルトにひょっこり出ます。 バッハアルプゼーからフィルストへより40分余計に掛かります。 でも見晴らしも足元も素敵なルートです。

3)ウンターグリンデルワルド氷河の残骸?を上から覗き込みながらアイガー東稜の裏側の雪原をのぞくハイキングはいかがでしょう。 プフィンテックロープウウエーから細い道を上がってスティアレッグ(たしか旧名・・今の名は?)小屋まで往復3時間。 運がよければ・・いや注意力でしょうか、この時期エーデルワイスがみつかるかもしれません。2度行って2度見つけています。岩場の細い道をたどると道の周囲はこれまた花いっぱいです。谷の底は崩壊した崖・・・。 ミッテンベルグの上から落ちる雪解け水が花を絶やさないようです。

4)ユングフラウ三山が見事に横に3つ並んで普通の写真に納まるポイント・・ご存知ですか。
ミューレンからだ・・という知ったかぶりがいますが、あそこはユングフラウの北壁の影に入ってしまっているので厳密には村の中からは見えない。 横並び、つまりユングフラウの北壁とアイガーの北壁を横から覗く間にメンヒが控えめに顔を出しているショットなら、ミューレン駅の少し手前、一つ手前ウインターレッグ駅
近辺からなら(車窓からも)だいぶ並んでは見えます。ただしアイガーの下半分はクライネシャイデックの尾根に隠れてみえません。まあ下から全部見えなくても充分立派ではありますが・・・。

さてこの揃い踏みポイントはラウターブルンネン駅からマイクロの村営バスでアイセンフルーというミューレンとはやや戻る形の崖上の部落に行き、そこからロープウエー(自分でドアを閉めて上がります)でズルワルドへ。ここのアルプから徒歩でロブホーンヒュッテへ。 この小屋のテラスからならアイガー、メンヒ、ユングフラウがきちんと並んで見えます。やや均整が取れすぎて面白くない・・・という人もいそうですが。

ここからならユングフラウの山頂の乙女の顔もしっかり見えます。(ミューレンサイド、もちろんシルトホーンの上からでもこの乙女の顔はみえませんからね・・)

午後ならしっかり日が当たります。この後ラウターブルンネンから上がってすぐのグレッチュアルプまで歩くと5時間。 小屋から戻れば2時間半でしょう。 ロブホルン1955Mには小さな湖があります。

この頬か ミュレンからのアルメントフーベルから ノースフェーストレールという花のきれいなシルトホーンのロプウウエーの下を歩くルートがあります。アルメントフーベルからシルトホーン直下?を廻ってギンメルワルドからミューレンへ戻るまで約2時間半・・。

こうした資料はグリンデルワルドの駅前(下?)スポーツセンター内にある観光局カウンターでハイキングマップ(グリンデルワルド、ミューレン)がもらえます。

もちろん日本語案内所 www.jibswiss.com のハイキング案内をクリックすると地図つきで見られます。

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1件のコメント

  • ありがとうございます!

    ぼうふらおじいさん さま、

    早速のご回答をありがとうございました!

    色々詳しく教えてくださり、どうもありがとうございます。景色が目に浮かぶようです。

    一番気になったのが4)のコースです。大好きなアイガー、ユングフラウが綺麗に見えるなんて、絶対行ってみたいです。
    地図でしっかり調べて、迷わないように行きたいと思います。

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