4日目その3・当たったイタリアン、はずれたマッサージ すぐそこなのでホテルにいちど戻り、一息。 今日は最後の夜、上海蟹でも食べたかったが、ダンナはもう中華は食べたくないと言い出した。 じゃあ何が食べたいの?と聞くと、イタリアンが食べたいとか。はじめは無謀なこと言うな~と思ったけど (頭に浮かんだのが、昔ソウルで食べたうどんのようなパスタ) たしかどこかのクチコミで、駐在のイタリア人が集まってくるイタ飯屋があったはず、とガイドブックと情報誌 を、目を皿にして見ていたら、hu-ismぐるグルという日本語情報誌のジャンル別店名さくいんにあった。 「Da Marco」雁蕩店TEL021-6385-5998 雁蕩路62号 新天地から歩いて10分たらず。 23時までやっているのも魅力で、早速タクシーで向かう(日曜はトンネルの規制がないと聞いたので)。 22元ほどできちんと着き、店に入ってみる。客は白人ばかり。メニューはイタリア語・英語・中国語併記。 ビールとオレンジジュース、カプレーゼと魚介のスパゲッティ、マルゲリータのビーフカルパッチョ乗せを 頼むと、ブルスケッタとグリッシーニとフォカッチャのようなパンが運ばれ、それだけでも美味しかった。 これは期待できるね~と言っている所にカプレーゼ、オイルを垂らして塩で食べると、これがまたうまい。 驚いたのはピッツァの大きさ。とにかく大きい。生地は薄いのでパクパク食べてしまう。マルゲリータを謳う ならもう少しチーズが乗っていてもよかったとは思うが、なんといってもスパゲッティのおいしいかったこと、 中国でこんなイタリアンが食べられるとは思ってもみなかったので、その分も美味しく感じる店でしたが、 もしまた上海に来て、中華に飽きなくてもまた訪れたいと思ってしまいました。会計は219元。 本当はもっともっとマッサージに行きたかったけど、それほどマッサージ好きでないダンナと一緒で 行きそびれていたので、最後の夜こそはと、新天地まで歩き、グリーンマッサージに行く。 行っていっぱいでも、予約をしてスタバでお茶でもしていればいいやと思っていたが甘かった。 フロントには3人ほど女性スタッフがいたが、声をそろえて「今日はもういっぱいです!!」と 無碍もなく断られる。すごくガッカリ。あまりにも落ち込んでスタバで甘いものでも飲もうとソファでくつろぐ。 歩き方を見直すと、「桃源郷」というマッサージ屋がやはり深夜までやっているようなので、ダメもとで タクシーで駆けつける。深夜料金で13元。 雑居ビルの5階だったか、待たされるようだが出来ますとのことなので、待ってみる。 待っている間にワタシはお腹を壊し、トイレにこもり、ダンナとスタッフを心配させる。どうも20分位こもって いたらしく、その間に順番が来て、困っていたらしい。 全身マッサージ60分148元。部屋はふたりで貸切で、最初に作務衣のようなものに着替えさせられ マッサージを受ける。正式には着替えの時間を含めて1時間くらい。個人によって腕は違うと思うので なんとも言えないが、ワタシの担当の人は気持ちよくはなかったが、ツボを知っているらしく 疲れは取れた気がする。もみ返しもなかった。チップも要求しない。 最後にウーロン茶をくれて終了。このまま眠りたいくらい。 店を出た所に客待ちのタクシーが何台も。ちょうど見えたローソンで水などを買い、タクシーでホテルへ帰る。 今夜もすっかりイルミネーションは消えていた。 寝心地の良いベッドでぐっすりと眠る。