4日目その2・またまたブラブラ バスを降りる体育館には免税店があったので、ちょっくら寄ってみる。 小規模な、客もあまりいない免税店。手続きと説明ばかり長ったらしい。 ツアーなどで来ると、記念品がもらえるらしく、それ目当ての日本人がちらほらしかいない。 値段はドル表記だけど、決して安くはなかった。ダンナにねだられて仕方なく自販機で買った8元の ペットボトルジュースも惜しい。 なんか物足りなかったので、バスから見えた「FOXTOWN」という建物に行く。一見デパートのようだ。 FOXTOUNといえば、スイスのアウトレットを思い出すのだが、中国にチェーン店あったっけ?? 入り口には「アウトレット」の文字と、ブランド品割引のチラシがベタベタと貼ってある。 一部では、スイスと同じロゴ・キャラクターまで使用。でも、なんかちが~う。 確かにプラダなんかも置いてあったけど、「本物ですか?」という雰囲気。 オリジナルブランドのほうが多く、品揃えは、質が悪いのに日本より値段が高いくらい。 どうなってんだろう~中国。と思いながら建物を出る。(帰国後、FOXTOWNのHPを見るも 中国上海支店などは存在せず。パクリが多い中国。) ちょうどあった地下鉄に乗り、見残したテレビ塔を見に行くことにして、戻る。 東方明珠塔というのが正式名称。 夜景を見に1番上まで行ってみようとダンナも楽しみにしていた。彼は高所恐怖症のクセに高い所好き。 チケットはひとり100元。高いな~。 まず真ん中の球体(263m)まで昇る。正直、ここでも景色は見える。もっともガスってると見えないけど。 ワタシも以前、ここまでは来たことあるけど、もっと上まで行って見たかった。 エレベーターも展望室も人であふれかえっている。ここで気づけばよかったのは、並んでまで上行きの エレベーターに乗る人がいるということは、上も混んでいるという事。 15分はタップリ待って、やっと上の球体展望室(350m)まで行く。エレベーターが開いた途端に人人人!!! 降りるエレベーター待ちの人の列がギュウギュウになっていて、がっくり。 景色も、下の階とそれほど変わらないし、何より曇りガラスでよく見えない。 しばし、景色をみながら列が切れるのを待ったが一向に切れる様子がないので、仕方なく最後尾に並ぶ。 にんにく臭くてしゃべりかたが耳にさわる割り込み大好き中国系の人たちに囲まれながら、 やっとこさ下に降り、ホッとする。なんだかとっても疲れた。 あとは気になっていた、1階の上海歴史博物館に入る。チケットは入場券に込み。 日本語表記もあり、マネキンや小道具等、手がこんでいて面白い。そして広い。よい暇つぶしになりそうだ。
4日目その3・当たったイタリアン、はずれたマッサージ すぐそこなのでホテルにいちど戻り、一息。 今日は最後の夜、上海蟹でも食べたかったが、ダンナはもう中華は食べたくないと言い出した。 じゃあ何が食べたいの?と聞くと、イタリアンが食べたいとか。はじめは無謀なこと言うな~と思ったけど (頭に浮かんだのが、昔ソウルで食べたうどんのようなパスタ) たしかどこかのクチコミで、駐在のイタリア人が集まってくるイタ飯屋があったはず、とガイドブックと情報誌 を、目を皿にして見ていたら、hu-ismぐるグルという日本語情報誌のジャンル別店名さくいんにあった。 「Da Marco」雁蕩店TEL021-6385-5998 雁蕩路62号 新天地から歩いて10分たらず。 23時までやっているのも魅力で、早速タクシーで向かう(日曜はトンネルの規制がないと聞いたので)。 22元ほどできちんと着き、店に入ってみる。客は白人ばかり。メニューはイタリア語・英語・中国語併記。 ビールとオレンジジュース、カプレーゼと魚介のスパゲッティ、マルゲリータのビーフカルパッチョ乗せを 頼むと、ブルスケッタとグリッシーニとフォカッチャのようなパンが運ばれ、それだけでも美味しかった。 これは期待できるね~と言っている所にカプレーゼ、オイルを垂らして塩で食べると、これがまたうまい。 驚いたのはピッツァの大きさ。とにかく大きい。生地は薄いのでパクパク食べてしまう。マルゲリータを謳う ならもう少しチーズが乗っていてもよかったとは思うが、なんといってもスパゲッティのおいしいかったこと、 中国でこんなイタリアンが食べられるとは思ってもみなかったので、その分も美味しく感じる店でしたが、 もしまた上海に来て、中華に飽きなくてもまた訪れたいと思ってしまいました。会計は219元。 本当はもっともっとマッサージに行きたかったけど、それほどマッサージ好きでないダンナと一緒で 行きそびれていたので、最後の夜こそはと、新天地まで歩き、グリーンマッサージに行く。 行っていっぱいでも、予約をしてスタバでお茶でもしていればいいやと思っていたが甘かった。 フロントには3人ほど女性スタッフがいたが、声をそろえて「今日はもういっぱいです!!」と 無碍もなく断られる。すごくガッカリ。あまりにも落ち込んでスタバで甘いものでも飲もうとソファでくつろぐ。 歩き方を見直すと、「桃源郷」というマッサージ屋がやはり深夜までやっているようなので、ダメもとで タクシーで駆けつける。深夜料金で13元。 雑居ビルの5階だったか、待たされるようだが出来ますとのことなので、待ってみる。 待っている間にワタシはお腹を壊し、トイレにこもり、ダンナとスタッフを心配させる。どうも20分位こもって いたらしく、その間に順番が来て、困っていたらしい。 全身マッサージ60分148元。部屋はふたりで貸切で、最初に作務衣のようなものに着替えさせられ マッサージを受ける。正式には着替えの時間を含めて1時間くらい。個人によって腕は違うと思うので なんとも言えないが、ワタシの担当の人は気持ちよくはなかったが、ツボを知っているらしく 疲れは取れた気がする。もみ返しもなかった。チップも要求しない。 最後にウーロン茶をくれて終了。このまま眠りたいくらい。 店を出た所に客待ちのタクシーが何台も。ちょうど見えたローソンで水などを買い、タクシーでホテルへ帰る。 今夜もすっかりイルミネーションは消えていた。 寝心地の良いベッドでぐっすりと眠る。