問題なくドレスデンです

クラクフはヨーロッパで一番価値のある街です。

なぜならば後世の人類に残すべき遺産として１９７８年に１２ヶ所の世界遺産が登録されましたが、欧州の街で唯一選ばれたのがクラクフの旧市街だからです。

パリやローマ、ベネチア、フィレンツェ、ウイーン、プラハなどをさしおいてですからすごいです。
パスの通用国でなくてもチェコからすぐですから、ここだけは行かないとまずいでしょう。行きたいアウシュビッツはこの街の近郊という感じです。

ドレスデンはエルベ（川）のフィレンツエと呼ばれる、仏ではパリに相当するドイツ一美しい街です。大空襲に遭いましたが、みごと復旧・再建されています。

時間がなければプラハからベルリンへの間に途中下車して、半日観光でもいいですからぜひ。夜景も素晴らしいので１泊がベターなのはいうまでもありませんが。

ベルリン壁関係と近郊のサンスーシ宮殿程度と、多少短くしても、ここでゆっくりのほうがいいかも知れません（好みですが）。

ワルシャワとの比較では問題なくドレスデンかと。
ワルシャワ市街はほぼ壊滅でしたが、多くの市民が煉瓦を一つ一つ拾って、旧市街広場を囲む建物を忠実に再現。修復は可でも再建はダメだった世界遺産登録基準を変えて世界遺産になった最初の例ですが、その逸話を知らないと、古い感じがしなくて、イマイチ感を覚えるかも。

ポーランド周遊以外では余り薦めたことはありません。

私だったら、その時間（クラクフ→ワルシャワの列車+観光時間）をクラクフ郊外（列車で３０分）のヴィエリチカ岩塩鉱にします。ここも世界遺産第１号の一つで、全部塩で造ったとはとても思えないシャンデリアが沢山下がる地下宮殿など日本では絶対見られない不思議世界です。
クラクフ南の東欧のアルプス、タトラ山脈麓のザコパネも素晴らしいです。ワルシャワより、こちらのほうをお薦めしています。

ブダペスト・イン、リスボン･アウトなら途中のロンドンを入れる（パス通用観光地優先すべきなので、１泊でも言いかと。朝ユーロスターでブリュッセルを出て、翌日夜パリ着ならロンドンに２日弱いられます）