雨天のグリンデルワルド散策プラン・・・それとモンブラン?

ロイスダールさん

雨のグリンデルワルド・・といっても状況にも寄りますが・・・。

緯度も高く、高地でもあるかの地では木々の緑も草も日本で言えば5月末・・つまり猛々しいまでの濃緑ではなく爽やかな明るい緑です。そのため土砂降りでなければ低い雲に見え隠れする大岸壁を眺めながら谷の中腹を歩き回るのはけっこう楽しめます。

基点はフィルストロープウエーの中間点ボルトから最初だけ尾根をやや登る形で始まる谷の中腹歩きです。牛たちがお食事中の牧草地を横切る形で谷奥へ回り込んでいくと計画的に残された森に入ります。この辺はけっこう遅くまで花が沢山残っています。谷の上部から落ちるいく筋カの沢を橋でたどると谷の中央?上部のバードパークに出ます。オオタカやワシ、さらに大型のふくろう、ハリーポッターに出てくる白いふくろうもいます。 入場料は・・・思し召し?。つまりボックスがあるだけで料金は決まっていないようです。

グロ^セシャイデックから降りてくるバスの停留場がここにあります。このところにあるレストラン?の庭の下がグリンデルワルド・オーベル・グレッチャーの昔の落ち口。今ではゴロタ石が樹間にみえるだけですが。

ここからバスで下るも良し、のんびり川筋に近いハイキングルートをたどるも良し。

ゆっくり歩いて2時間少々でしょう。 私の場合は後半は雨が上がってどんどんメンリッヘンが見え始めました。 風があると(あんまり風は吹かないのですが・・)そうは行きませんが、私は傘をさして散歩することにしています。いくら最近の雨具が通気性があるとはいえやはり気持ちがよくありませんので、折り畳み傘を持参です。もちろんレジナなら備え付けの傘がありますが、なんせ大きすぎて濡れませんが歩くには・・。

もっと短いルートはグリンデルワルド駅のレジナの反対側を戻る形で上の道路、テラッセンウエグを歩くのも。 花を飾った別荘の間を抜けながら平らな路をたどると雲が上がればヴェッターや、ミッテルバンドなどの山肌が良く見えます。このルートは下の町の通りと街並みがまったく見えないのが好きです。フィルストのロプウウエーが頭上を過ぎる辺りがボドミ。ここは朝晩の散歩先にお気に入りの地点です。フィルストの駅にまっすぐ細い道でここから上がり降りできます。 もちろんそのまま行けばすぐ町の通りに行き当たり、右折すればそのままサンスターホテル前にでます。

雨プランのもう一つはシュタウブバッハ(滝)でしょうか。 まあ晴れているほうが良いですが、しょせん穴蔵?の中の滝なので雨の日でもいいか・・という感じです。 そうそうこの滝へもラウターブルンネンから川沿いの道をたどるのも雨プランでしょうか。

少し遠出ならブリエンツからバスのスイス民族村バーンベルグでしょう。 スイスパスのミュウジアムパスが有効です。 かなりの規模です。雨の日の小 湖畔半日プランでしょうか。

蛇足ですが、ご紹介いただいたシルトホーンからのモンブラン情報・・?。にわかには信じがたいのです。
というのはシルトホーンとモンブランを結んだ線上に4千メートル級の峰がかぶるうえ、かなり幅広く山が連なっているため山塊としての確認は難しいはずなのです。ちなみにツエルマットのクラインマッターホルンからだとモンブランは参列からはみ出した形で確認可能なのです。

ズームレンズではっきり見えた・・とかかれていますが・・、もし見えるのならシルトホルン展望台のパンフレットが・・展望図からカットしているのは・・・。 いえ心がけのいい人には百年に一度めいるとか・・。

スイスの人はそんな僥倖はウリにしない・・・まさか。 

いえこの部分は・・私も自信はありません。

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1件のコメント

  • 雨天の散策先の情報ありがとうございます

    ぼうふらおじいさん様

    雨天の際の散策先の情報、ありごとうございます。
    グリンデルワルトで雨に降られたらどうするか、前々から悩んでいましたので、明快なお答えをいただき、大変助かりました。これで、雨に降られても行動することができます。
    やはりフィリストのロープウェイですね。ここのハイキングは、雨が降ってもぜひ行きたいです。

    さて、移動の際の電車などから、マッターホルンやモンブランが見える場所はいかがでしょうか。
    行き帰りにレマン湖の方面にでも足を伸ばして、モンブランが遠望できたりするとうれしいのですが。

    また、マッターホルンの夕日や朝日というのは、どのような感じでしょうか。
    ベルナーオーバーランドが基本ですが、マッターホルンも見たいなという欲張りな気持ちも捨てきれません。



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    車窓からのマッターホルンやモンブランは・・・

    ロイスダールさん

    ご希望ですが両方の山とも車窓からバッチリ見える・・・というのは望み薄です。

    マッターホルンはツエルマットのシンボルですが実は車掌からはゴッタルドへの登山鉄道の車窓は別として以前から見える、いや見えない・・・とどこかの展望台からのモンブランではないですが論争しばしばです。

    ほんとのところはツエルマットの駅へ入る直前の数瞬見えるらしい・・・のですが、私はそれを聞いてからでもまだ一度も確認しておりません。 もっともこの路線の車窓からは偽マッターホルンとあいしょうされているきれいな三角形の山はあることはあるのですが・・。

    なおツエルマットのシンボルは確かにマッターホルンですが、登山電車でゴルナグラードに上がると圧巻は何といってもモンテローザ山塊でしょう。展望台からの眼前に氷河を踏まえて巨大な屏風さながらに並んだ姿はまさに千両役者です。この迫力からいうと何とマッターホルンは美しき立女形・・、優しいたおやかな姿に映るから不思議です。

    そういえばグリンデルワルドとツエルマットの印象の違いは、ツエルマットは岩山の世界。高山植物も岩陰に咲く可憐な花ですが、グリンデルワルドは緑の豊かな広やかな谷の周囲に岩山がなぜか守るように囲んでいるという感じです。

    マッターホルンはツエルマットからけっこう良く見えます。 東向きの△斜面が陽が登るとピンク色に上から染まってゆくのを見るのは感動モノです。でも夕陽は夏場は特にこの山の向こうに沈むため夕焼け空に浮かぶ三角のシルエット・・・なので、・。

    モンブランも車窓からはチト辛いものがあります。電車でフランス側から入ってくればシャモニーの2駅?ほど手前、YHなんかのある新開地・・ボゾン氷河が解けて落ちる川を渡る辺りで下からみえますが、後は町中でも全容はなかなか見えません。(つまり町中からみる富士山状態です)

    ジュネーブ駅からレマン湖へ降りて行く大通りは折りきったところでレマン湖から流れ出す川を渡りますが、この端の名前がモンブラン橋。 そのなのとおり条件さえよければモンブランがチャンと・・ズームを使わなくても、もちろんどなたからの異論もなく見えますが、上空に雲の多い夏場はほとんど望み薄です。

    前にも書きましたが、シルトホーンからマッターホルンが見える・・・と過去に書いた方がいますが、地元の人に確認してもらったらミッテギホルンの三角のアタマの誤認では・・とのことです。今回のモンブランも地元の人から・・・やっぱりブリュムリアルプのちょうど向こうに当たるので無理では・・とのことです。

    添え書きで<スイスはお客様を大切にしていますので、もしかすると自分たちに見えない山も遠来の客様には見せるのかもしれません。ですから自分たちが見えないといって間違っているとは申しません。ウインク!。

    でも 富士山は無理でしょうねえ・・ですって。