ホントに困ったもんですね。

犯人がどうしてこんなすぐに捕まりそうな(結果としてすぐには捕まらなかったようですが)ことにそのカードを使ったのかが疑問です。飛行機マニアなら予想できたと思いますが。

宿泊施設の従業員でなくとも、クレジットカードを扱う店の従業員なら客のカード番号を得ることは同様に可能です。セキュリティーを理由にクレジットカードスリップ(ゼロバランスになった明細を出すホテルではそれも含め)にはカード番号の一部のみが表示されることも少なくありません。しかし、店のカード機では当日の売り上げを分をバッチ処理をするまでは、履歴的にカード番号や有効期限を見ることは可能です。ましてやホテルではゼロバランス明細にはカード番号の一部のみ表示でも、ホテルのシステムにはカード番号と有効期限が記録され、後日確認することも可能です。(でなければミニバーなどのレイトチャージが難しくなります。)おっしゃられるように容疑者はカードを渡されて扱うわずかな時間内でカード番号や有効期限を暗記していたように報道されてはいますが、他の従業員がカウンターにいなくなった隙に、あるいはホテルシステムのコンピューターがある館内の別の場所でこっそりメモしていた可能性もあります。客と話をして、月々のカード明細を確認してないようなことを耳にしたり、確認していなさそうに思える客をカモにしていたのかもしれません。

客の側からすれば月々のカード明細をきちんとチェックするか、オンラインでカードの使用状況をチェックするのがせいぜいかと思います。日本ではこんな犯罪はあまり想定していないのでこの程度しか対策はないようですが、他国では、例えば中国、シンガポール、また香港でもVISA Infiniteカードなどでは、希望すればカードが利用されるごとに携帯にショートメッセージを瞬時に届けるサービスがあるようです。日本でもこんな犯罪が増えればそんなサービスが一般的になるかもしれません。

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2件のコメント

  • 確かに困った事です

    Air travellerさん、コメントありがとうございます。

    >他の従業員がカウンターにいなくなった隙に、あるいはホテルシステムのコンピューターがある館内の別の場所でこっそりメモしていた可能性もあります。
    >客と話をして、月々のカード明細を確認してないようなことを耳にしたり、確認していなさそうに思える客をカモにしていたのかもしれません

    その可能性も大いにあり得るでしょうね。
    そうだとすると防ぎようがない犯罪なのかもしれません。

    >月々のカード明細をきちんとチェックするか、オンラインでカードの使用状況をチェックするのがせいぜいかと思います

    せめてもの自衛手段ですね。
    日常的にカードで高額の支払いをしている方なら1、2万支払い額が増えていたとしても
    細かくチェックしないとしたら気が付かないかもしれません。

    ちなみに韓国もかなりのカード社会ですが利用して数分で携帯に利用明細が届くサービスもあります。
    下記レスでAtoAさんも教えて下さっていますが日本でもこのサービスがもっと普及すると良いですね。

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  • 12/07/07 00:21

    日本にもあります

    日本でも使用と同時にSMS送信サービス行っているクレジットカード発行会社あります。

    スキミング被害に遭った人に紹介しているみたいです。
    UCカードだったと思います。

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