気をつけていたのに、うかつでした。
今、考えてもどうして気づかなかったのか・・・です。
ハノイの水上人形劇の劇場前から夕方レストランに行こうとタクシーに乗った時の事でした。乗車時間は時間にして10分くらい、タクシーは指定したレストランの前に到着しました。が、なぜかレストランの前には止まらず、その先の20m程先の路肩の暗いところに停まりました。わざと距離を伸ばして停車したのが判りましたので、メーターの距離でも稼いでいるのかなと思いました。ここでのメータ表示は38600VND、ところが運転手は386000VND請求してきたのです。何か変だとは思ったので、ドルならいくらと聞くと、料金が表示してある更に上の表示を指して(今考えるとあれは距離表示だと思う)5ドルだと言だしました。ここで、ああ5ドルか高いな?いいところ2ドルくらいのはずだが、ベトナムに来るのは3年ぶりだし、物価が上がったのかなと思った私は、なぜか5ドル=386000VND(25.7ドル)と勘違いして386000VND払ってしまったのです。
払う前に何度も間違っているんじゃないかと運転手に言ったのですが、そんな言葉に全然動じる気配はありませんでした。とてもだまし馴れている感じで、こちらの言うことに微動だにしないと言う感じでしょうか?このような場合、いちいち交渉してもしょうがないので、38600VNDだけ払ってさっさと車を降りてしまえば良かったのですが、ベトナムに着いた初日でもあり、まだベトナムの物価を把握していなかった私はいちころで騙されてしまいました。
その後の4日間(滞在期間中)ずっと不快な気分でした。
今後1人でも被害に遭う方が少なくなればと思い、レポートしました。
こんな事があると、楽しい旅行も台無しです。
折角の旅行ですから、こんな被害に遭わないように気をつけましょう。
今回の教訓
1.劇場などの廻りで演劇終了後を狙い、客待ちしているタクシーは使わない(少し離れた所で拾う)
2.先にホテル等で初乗りの値段等を調べておく。
3.納得がいかない金額を払う場合は領収書を必ず受け取るようにし、タクシーのナンバーと、できれば運転手の名前を控えておく。
完全にぼられたと後で判った場合は、領収書等があれば公安へ届けて見るのも1つの手かも・・