アルプスの自然と鉄道(人力)の調和という点ではやはり登山鉄道に軍配が上がります。 ベルニナ線もお薦めではありますが、間近でアルプスと鉄道を満喫できるのはやはり登山鉄道でしょう。 中でも、乗るもよし、眺めるもよし・・・ではベルナーオーバーランド。 休眠中鉄道オタクとしてはアイガー・メンヒ・ユングフラウの山が一望できるクライネシャイディック界隈がお薦めです。 クライネシャイディックからメンリッヘンへのハイキングの途中、ベンチに座って三山を見上げつつ、眼下に広がる牧草地とグリンデルワルドの村を眺めなていると、よたよたと急坂を登ってくるちっちゃな電車の姿。 感動ものですが、残念ながら素人写真では撮影しきれない広大さです。 またクライネシャイディック駅でコーヒーを飲みながら、ユングフラウ鉄道が山肌を掘りぬいたトンネルに向かう姿を見るのも○。 壮大な山に鉄道を敷く・・・自然と調和をとりつつ挑むスイス人(資本家?)とイタリア人労働者の執念を感じます。 これを見るだけで数年長生きできそうな気がします。