退会ユーザ @*******
12/06/21 09:26

Re: 詳しくはここにあります。読んでいませんが・・・・

内蔵介さま、日ごろから見識あるコメントありがとうございます。


文化庁の議事録は私には難しすぎますが、15年以上前から審議されていても何も解決にはなっていないようにも思えます。でも、少し気になる議事がありました。
「実際に情報を送信しているサーバーがどこにあるのかということは別問題であり、突き止めることは困難である。新たな技術の進展によりXの位置を限定することは非常に難しくなっている。確かに公衆送信権は一つの強力な解決であるが、新たな状況に対応するに はそれだけでは十分ではない。」 【説明を行った委員又は説明者】 (文化審議会2001/08/08 議事録)
公衆送信権とは? 知らなかった言葉で、wikipedia を調べてみたら過去には警察による送検、逮捕が行われている! そのwikipedia自体も今年の1月の米議会でその著作権が問題として審議されている。但し、wikipedia はほとんどのページで参照が注記されているので問題点をよく理解していません。

著作権法は出版物の引用を禁止しているわけではなく、参照した原典を注記すればいいことになっています。リンクは全く問題ないと理解していますが、参照なしに書き直して記載したものはどこまで許されるのかよくわかりかねます。「情報はどこでも手にはいる」時代となって、こちらでもあるべき重要な情報は「手に入らないものは実体験」(ニッポン放送)であると確信いたしますが、実体験がない方がガイドブックを参照して実体験があるようにかかれていいるとすれば由々しきことと存じます。 法というよりもマナーの問題かもしれません。そのようなかたがたがランキングの上位にあるとすれば、さながら優秀な学生のレポートを写して出すほうが、自分で考えて書いた学生のレポートより点数がいいみたいなことと同じです。

そのような現象が起こりうるのは、ここは旅行初心者のスレッドが多いためそれでも当事者への情報は感謝されることになる。読み手にとって問題なのは、出版物はアップデートができないため情報が古かったり、陳腐化された情報もガイドブックには載っているということです。1例として、2年前にクライストチャーチにいたときに、こちらに「バスセンターの近くにミートパイの販売店が何軒かある」と店名を何軒か書かれた方がいたので、見に行ってみたらその辺を丁寧に探してもどの店もなかった! 実体験であれば写真などがあるはずですが、記憶とも思えない具体的な書き方で写したとしか思えなかった。そのとき、1980年のユースホステルのガイドブックから転記したとかいていただければ検証には行かなかった。

>この掲示板に書き込んだ内容の版権は「地球の歩き方」に属すると言う規約
この件については、旅スケにも書かれていることは理解しています。但し、契約条件であってもうえの法、または判例により無効となりえるものと考えています。つまり作者にも権利が残ると解釈しています。判例を探すのは難しいですが、同様の特許法の例(日亜-中村裁判)で中村先生が勝訴されたのでそのように類推しています。(注、特許もほとんどの会社では会社に帰属するとして発明者には金一封しか支給されないのがほとんど) 「地球の歩き方」の場合は著作物で利益を得ているにもかかわらず、出版物にある印税などの権利への支払いはなく、その規約の正当性を主張するのは難しいのではないでしょうか?

長文にて失礼いtしました。

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1件のコメント

  • 素人なので感想でしか無いのですが・・・・

    サンフランさん、こんばんわ。

    >内蔵介さま、日ごろから見識あるコメントありがとうございます。

    見識あるなんて、お恥ずかしい。
    今回はCDやSACDのリッピングに関係すると言う話題で興味をもった次第です。
    DVD-Audioは、ごく普通にリッピングOKですので・・・

    なお・・・「さま」は遠慮したいので・・・サンフランさん始め諸先輩方含め若い方も「さん」でお願いできれば・・・と存じます。
    (「様」はお尻がこそばゆい感じです)

    >「実際に情報を送信しているサーバーがどこにあるのかということは別問題であり、突き止めることは困難である。新たな技術の進展によりXの位置を限定することは非常に難しくなっている。

    この問題に限っては、サーバーが海外にあるAmazonなどは現行法で「消費税が課税されない」と言う問題もあり、位置の特定が困難であっても、何らかの法制化が必要と思います。

    > 実体験であれば写真などがあるはずですが、記憶とも思えない具体的な書き方で写したとしか思えなかった。そのとき、1980年のユースホステルのガイドブックから転記したとかいていただければ検証には行かなかった。

    なるほど、サンフランさんご自身が体験されたのですね。

    引用する場合は出典と年代を明記しておかないと、確かに危険(表現が怪しい)ですね。
    旅行の後、そのような書き込みをされる方も少ないですし・・・・と言うか日本人としての心情としては、事後であれこれ文句を言うのは躊躇われますし、アドバイス通りでなかったと後で掲示板に書き込むのも大人なげないですしね・・・・

    とは言えアドバイスと違いがあれば、指摘するのは必要だと思います。

    >著作権法は出版物の引用を禁止しているわけではなく、参照した原典を注記すればいいことになっています。

    ですよね。
    学会でも重要な件です。
    ノーベル賞は第三者の引用件数が重要だそうですし・・・

    なお、ある学会では図表をそのままコピーする場合、出典を提示しても×です。
    自分で図表を書き直せば、ある程度まで許されるとか・・・・

    >出版物にある印税などの権利への支払いはなく、その規約の正当性を主張するのは難しいのではないでしょうか?

    規則としては納得しています。
    ネットが無い時代は体験談などが「歩きか方」に掲載されることが「旅行のベテラン」と見なされる時代があったと思っています。

    私はそのような体験はありませんが、知人が未だ個人旅行が珍しかった時代にチベット旅行をした際、投書した歩き方から「体験談を書いてみませんか?」とのお誘いがあったそうです。(謝礼は不明)

    掲示板帰宅は未だにその流れなんでしょうね。
    でも、これだけベテランが多い中でも見解の相違や論争も多い「書き込み」を検証なしに「著作権」を主張しても、歩き方などに応用するのであれば「ウラを取らねば」困難だと思います。

    なんと言ってもサンフランさんが体験された古臭い情報もありますものね。

    と、結論の無い書き込みになりましたが、ガイドブックを見たとも思えない質問者が多い昨今、ガイドブックに基づいたアドバイスも悪くは無いと思いますが、サンフランさんご指摘のように「著作権法」に関する意識は重要だと思います。

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