Re: WienのStaatsoperとVolksoper

高島たいらさん

楽しく役に立つお話、ありがとうございます。
自分の知らない世界についてお話を聞けること、この上ない楽しみであり、世界が広がります。

バレエについては、まだパントマイムより声の方が魅力的かなという段階ですが、演目や曲全体の舞踊の流れよりも、個々の踊り手についてもっと知りたくなりました。(今のところ、その対象は女性ダンサーのみです。)
その点で『マノン』の本島美和さん、楽しみにしています。

東京バレエ団…、公演情報をチェックしていきたいと思います。

私はヨーロッパの歌劇場でオペラを観ることはあるのですが、バレエを観たことはありません。
高島さんお薦めの歌劇場または独立のバレエ団がありましたら、教えていただきたいと思います。

新国立劇場・バレエのエンディングパーティー…、知りませんでした。
オペラの方は案内状が届きますが、参加したことはありません。
オーケストラでも、都響と読響では定期会員向けに親睦パーティーがあります。参加したことはないのですが、オーケストラのメンバーと話ができるのは素敵ですね。
(私が是非お話ししてみたいのは、都響では、第2ヴァイオリンの遠藤香奈子さんと第1ヴァイオリンの田中雅子さん、読響では第1ヴァイオリンの荒川以津美さん…、コンサートのたびに気になる存在で、とても魅力的な方々です。)

Volksoper の『こうもり』のゲネプロに行かれたとのこと、公開ゲネプロがあるとは知りませんでした。行きたかったです。
実は今回の来日公演、『ウインザーの陽気な女房たち』だけは観に行きたかったのですが行けませんでした。日本では殆ど上演されない演目です。
『こうもり』はギャグがわからないと楽しめないですね。
昨年12月の新国立劇場の公演では、もちろんドイツ語ですが工夫してあり楽しめました。
オペレッタもそうですが、昔パリの Crazy Horse に行った時、幕間の漫談が全く理解できず、爆笑の渦の中でひとり孤独を味わったことを思い出します。

Staatsoper の来日公演、チケットが高すぎます。まあ、行かないでしょうね。チケットも取ってないし。
東京文化会館、安い席は見にくいので苦手です。
今回の公演で『フィガロの結婚』を上演する神奈川県民ホールは、とても見やすい劇場で音響もよいと思います。
〈おけぴ〉や〈ヤフオク〉でチケットを入手できたら行くかも知れません。

先日、『ローエングリン』(オーケストラは東京フィルハーニー)を観た日の翌日、東京文化会館でフランクフルト放送交響楽団の演奏会(パーヴォ・ヤルヴィ指揮)を聴きました。
そして、その翌日はサントリーホールの東京交響楽団の定期演奏会(ゾルタン・コチシュ指揮)を聴きました。
日本のオーケストラとヨーロッパのオーケストラとの違いをあらためて感じました。(会場が異なるので単純な比較はできないのですが。)
フランクフルト放送響の方は連日の演奏会の疲れからか、ミスがけっこうありました。ブルックナーの8番の交響曲、第3楽章でホルンがひどい吹き損ないをしたりとか。
合奏の緻密さでは東響、東フィルの方が上と思いました。
特に東響は素晴らしい演奏をしました。
ただしフランクフルト放送響、低弦を中心に迫力がありました。
雑味はあるがダイナミック、これに対して日本のオーケストラは蒸留水の趣という感じがあります。

長くなりました。
また、楽しいお話、聞かせてください。

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