日本人の宗教観

もともとアニミズムの神道(南系)に、
半島(北)から仏教が伝来し、神様たちの中に、
仏様がどっかとすわりました。

神社はタイのピーとか、ミャンマーのナツに
妙に類似しています。

日本では、お正月は神社に初詣、
教会風の施設で挙式、
お葬式はお坊さん、
これは日本人の宗教観の表れですね。

二昔前、三菱の自動車製作系の会社に
勤めていた時、従業員が鉄板プレスの機械に
頭を挟まれて死亡しました。

管理職がまずやったことは、安全点検ではなく、
施設内に三菱神社を建てたことです。
宗教嗜好が安全対策に優先するとは、唖然としました。
その後のこの企業の転落の軌跡は、皆様ご存知の通り。

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1件のコメント

  • Re: 日本人の宗教観

    アニミズムは宗教のもっとも根源的なものと考えていますが・・いかがでしょう 。

    ヒンズウの一派として生まれた仏教(と今のヒンズウはいっていますが、其れまであった自然発生的な考え方を哲学的に掘り下げたのがお釈迦さま・・?で その後今のヒンズウが仏教をを飲み込む形で発展したという説も)が中国を抜ける間にこれもアニミズム的な道教を摺合させて日本に伝わったのですから
     もともと道教的な自然発生の民間信仰の日本神道(体系図けられたのはやっと江戸末期で 其れらしくなったのは明治政府の天皇制の権威付けの必要に迫られてから)と馴染みやすいのは当たり前なのでは無いでしょうか。

    天地の万物に霊性を見るアニミズム(あえて言うならばですが)を唯一神の正当性を声高に主張するがために、<遅れている>と位置付ける西欧の考え方に
    毒されているのでは・・。

    いま西欧の人たちの中でもそうした考え方に疑問を感じている人が増えています。ケルト伝承に題材をとるお話がファンタジーという一見無害な形でもてはやされる由縁です。

    千と千尋の神隠し が評価されたのもこの動きとは無縁では無い とは少しばかり牽強付会・・・ですね。

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