明日の百より今日の・・・ と言うより、現金なら、 今日の100以上になります。 本音は、カードなんかで買って欲しくない。 少なくない額のピンハネ(まっとうな商売ですので、 誤解なきよう)があるし、現金が入るまでにタイムラグがあります。 LVならあり得ないでしょうが(道端で売られているものは間違いなく あるし、そもそもカードが使えない)、現金での購入なら値引きしてくれる ところはあります。さらに、VAT還付も手続きしない代わりに、大幅値引きを 提示してきた店もあります。日本ではあり得ない(網が荒過ぎる)ことですが、 欧州ではあり得る話。ギリシア、イタリアの経済危機の一端を担っています。 ただし、当面は6月17日、その後も色々な事態が予想されているので、80円台にまで 落ちている可能性もあるし、逆に120円台まで回復しているかも知れない。 前者なら、先物買いでの損失とさらに現金とカードとのレート差が強烈に 効いてきます。 ここ数年で、ブランド品買い取り業者、店舗が急増している事実。ユーロがこければ、 対岸の火事どころではなくなり、日本人の数少ない資産、なかにはブランド品を 放出しなければならないケースから、国債暴落、ハイパーインフレで海外へは旅行では なく、出稼ぎしかない事態も想定されます。10年以上前から財政危機は予想されて いたのに、これまで何もせず、バラマキ、減税で人気取りをしていた国、それを 許してきた国民ですからね。10月の時点では、そうなっている可能性を否定することは できないと思います。一ユーロが170円のときに、誰が今の状況を予想していたでしょうか? カードへの還付も可能です。でもここでも微々たるものですが、為替差額が発生します。 為替差益を生活の糧にしているのでないのなら、あまり細かいことを考えるだけ無駄なので、 10万円程なら現金化しても良いのでは? むしろ現金は、現金でないとダメなところや現金なら割引が効く店に使うべきだと思います。 レストランなんかそれが多い。欧州先進国は元々物価高で、羽が生えているユーロは札が 飛んで行きます。これが170円だったときは悪夢でした。10万円なんて簡単になくなります。 でも、パッケージかな?それなら無駄か・・・ なお、都内でのユーロは”品切”状態でした。地方では金券屋さんでの取り扱いはないし。 いつも、ユーロは暴落の時はそうなります。 資産避難のために、円をユーロに替えた人は今頃はどうしているのか? 本人が実際やっていた元日銀総裁もいました。誰も道義的責任を追求しなかったのも 信じ難いことでしたが。