12/06/02 15:24

デフォルト常連

国です。
スペインは。

ただ、今回の違いはユーロ圏内であること、
さらに、アイスランド、ポルトガル、ギリシアなどとは
規模が違うこと。

独裁政治で、取り巻きだけが贅沢な生活をしていて、国民が困窮している
とかなら、国民が立ち上がって、悪政を倒せば、展望もでてきますが、
今回は、街頭にでて、抗議活動しても、ストライキをうっても事態の打開はなく、
むしろより悪い方向に進むだけなので、無政府状態になることはまずあり得ない。

それでは、これまでの政策(アスナールからサパテロと現政権まで)が正しく、
EUが適切にやってきたかと言うと、それは反論するだけの道理はあるでしょう。
でも、今更、、です。

ギリシアの場合は、通貨切り替え直後に、ハイパーインフレがあり、軍による国境封鎖もあり得ない話でも
ないので、旅行は慎重になってもおかしくないでしょうが、スペインまでは大袈裟でしょう。

先進国なので、衣食足りて・・・というか衣食が足らず礼節まで失うことはないとは思います。
でも、ギリシアでは、”誇り高きギリシア人がそこまでするか・・・”と地元民が嘆いている事態に
陥っています。

まあ、ここで質問すれば、EUの危機が回避され、日本も長期の経済低迷から抜け出し、
明るい未来が来るならば良いのですが、現実は、多分何も変わらないでしょう。

日本の未来を占うためには、現地視察は悪いことではないでしょう。
若者の非正規雇用雇用なんて、随分前からかの国では実施されています。
それでも、全体の1/4、若者は五割と言う失業率は尋常ではない。

若者が物乞い(職をくれというプラカード持って、座り込んでいる)する姿を子供に見せることも、
恐らく、日本の学校では決して教えてはくれないことで、日本の将来を託す世代に
世の中の現実を知ってもらうことは、無駄にはならないでしょう。

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1件のコメント

  • Re: デフォルト常連

    回答ありがとうございます。
    おっしゃるとおり、若者の物乞いの姿があるのでしょうかね。イタリア、フランスへ行った時も、地下鉄で、物乞いがフラフラ近づいてきていましたが、皆、年寄りか、移民だったような気がします。
    うようよ、若者が、物乞いがいる姿もなんか観光気分を落とします。そんなことがないように願います。

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