Re: 映画や物語から 旅クマさま、お久でございます。 >少女(プロテスタント・貧しい)、肉屋の少年(プロテスタント・ >肉屋で経済的余裕あり)が行く教会が違っている・・・という >事実が非常に驚きでした。 そうか、そういうことも起こるんだ。 そういうケースではなくても小さな街にあれだけたくさんの教会があると、 一人でいくつもの教会へ行ったり、今年はこちら来年はあちら、というような ことはないのかな、いや、ないと成り立たないのでは・・・?とちょっと 思ったりするわけです。 >Princessa Cervesa、ゲルマン圏ではいかがなんでしょうか? むむっ。それはもちろん最も知りたいところ。しばらく調査期間を(笑)。
やおよろず・・・と一神教・・・ 無神論者・・・と無宗教とは違うんだそうです。 日本人は本人たちが言うほど本当の無神論者はいないとか・・。 いえ日本人はむしろすぐれて宗教的感性があるのでは・・・とアメリカのある宗教学者が言ってました。 日本人がまるでとりとめが無いほどいろんな神や仏、キリストからコックリ?さんまでに示す関心は人間の力の及ばない・・・モノ、何かに対する根源的な畏れだからだそうです。 生まれた時からキリスト教のコワイ神様・・・キリストではない、を叩き込まれたあちらの人たちには 神を否定すると自分の心の持って行き場が無い。 つまり無神になります。 私たちの安易にいう神様なんて・・・ということとは全く違うみたいです。
日本人の宗教観 もともとアニミズムの神道(南系)に、 半島(北)から仏教が伝来し、神様たちの中に、 仏様がどっかとすわりました。 神社はタイのピーとか、ミャンマーのナツに 妙に類似しています。 日本では、お正月は神社に初詣、 教会風の施設で挙式、 お葬式はお坊さん、 これは日本人の宗教観の表れですね。 二昔前、三菱の自動車製作系の会社に 勤めていた時、従業員が鉄板プレスの機械に 頭を挟まれて死亡しました。 管理職がまずやったことは、安全点検ではなく、 施設内に三菱神社を建てたことです。 宗教嗜好が安全対策に優先するとは、唖然としました。 その後のこの企業の転落の軌跡は、皆様ご存知の通り。