映画や物語から みなさま、こんにちは(lll) お片づけ中のさぼりクマです。 アメリカ中西部: 「大草原の小さな家」 オランダ: 「真珠の首飾りの少女」 この二つの物語を見て/読んでいたら、アメリカでは住んでいる 地域で行く教会が決まっていて、日曜日には正装して、出かけて 行っている様子が、非常に新鮮でした。 オランダでは、階級、カソリック/プロテスタントの違い、 住んでいる街の地域で、細かく分かれているようで、 少女(プロテスタント・貧しい)、肉屋の少年(プロテスタント・ 肉屋で経済的余裕あり)が行く教会が違っている・・・という 事実が非常に驚きでした。また、少女の雇い主はカソリックな 為、色々双方に差しさわりがあるようなのが、またまた新鮮 でした。 オランダ好きのおっぱさま、こ~ゆ~状態が続いてきたとなると、 経済的階級、職業、居住地域が全て絡まりあった結果、行くべき 教会が定まってきている、ということでしょうか? 因みに、スペインのCatedoralを見てきたことからすると、 貴族階級というのは、すわり心地がよくない椅子ながら、 貴賓席があるのがステータス、ということもあるらしいので、 不思議なものだなぁ、と思ってます。 Princessa Cervesa、ゲルマン圏ではいかがなんでしょうか?
Re: 映画や物語から 旅クマさま、お久でございます。 >少女(プロテスタント・貧しい)、肉屋の少年(プロテスタント・ >肉屋で経済的余裕あり)が行く教会が違っている・・・という >事実が非常に驚きでした。 そうか、そういうことも起こるんだ。 そういうケースではなくても小さな街にあれだけたくさんの教会があると、 一人でいくつもの教会へ行ったり、今年はこちら来年はあちら、というような ことはないのかな、いや、ないと成り立たないのでは・・・?とちょっと 思ったりするわけです。 >Princessa Cervesa、ゲルマン圏ではいかがなんでしょうか? むむっ。それはもちろん最も知りたいところ。しばらく調査期間を(笑)。
やおよろず・・・と一神教・・・ 無神論者・・・と無宗教とは違うんだそうです。 日本人は本人たちが言うほど本当の無神論者はいないとか・・。 いえ日本人はむしろすぐれて宗教的感性があるのでは・・・とアメリカのある宗教学者が言ってました。 日本人がまるでとりとめが無いほどいろんな神や仏、キリストからコックリ?さんまでに示す関心は人間の力の及ばない・・・モノ、何かに対する根源的な畏れだからだそうです。 生まれた時からキリスト教のコワイ神様・・・キリストではない、を叩き込まれたあちらの人たちには 神を否定すると自分の心の持って行き場が無い。 つまり無神になります。 私たちの安易にいう神様なんて・・・ということとは全く違うみたいです。
旅クマさん、今のオランダは 神無き国で、プロテスタントは、皆、無宗教に 転向し(世論調査で判明)、 ライデンの中心的教会、聖ピータース教会は大学の大講堂に、 ウトレヒトの教会の中にはオルゴール博物館になった ものもあるくらいです。 プロテスタント国オランダ人の支持する宗教はカトリックという 変な事態に(プロテスタントは無宗教になった)。 私の相棒のオランダ人も、教会に行くのは年1回、 クリスマスの時だけで、 オランダの今、神はおりません。 日本と同様というか、もっとひどいかも。