Re: 街の教会

ヨーロッパ中世に起源を発するこうした問題は
なかなか、日本人には理解しがたい点であります。

私が調べたうちで、この話題に関連しそうな点を述べます。

中世、外科医は内科医とは異なり、職人で、ギルドを形成しました。
聖コスマスと聖ドミアンが外科医の守護聖人で、
この守護聖人の祭壇が教会内に作られ、ミサなどの宗教行事が
行われました。この宗教行事が、15~16世紀に
外科医ギルドへと発展
(近代に入って、医師会に変化)したのです。

従って、小さな集落に、同じ宗派の教会が複数あるといっても、
そこに祀られている聖人が異なる、すなわち参集する職種が
違うなんていうことが、背景にあるのではないでしょうか?


ところで、ヨーロッパの一部の国では、日曜日はすべての
施設が閉まってしまって、行くところがないことがあります。
私は現地の教会のミサに参加することが、時々あります。
私は敬虔な仏教徒、真言宗ですが、同行者がキリスト教徒の
場合、適当な教会へ連れて行って、ミサに参加します。
現地の牧師からたいへん珍しがられます。
私は敬虔な仏教徒などと言っても、放り出されたりはしません。
空白の日曜日午前中の見学場所になります。

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1件のコメント

  • プロテスタントとカトリックの違い

    全然本題と違いますが、信者にとっては悲しい間違いです。
    プロテスタント/新派/牧師:礼拝
    カトリック/旧派/司教・司祭・神父:ミサ
    他は聖母マリアに対しての考えですが・・・

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    Re: プロテスタントとカトリックの違い

    間違ってすみません。

    素朴な質問ですが、共通用語はないのですか?
    原語(ラテン語)では、どの程度の差なのですか?

    韓国ではキリスト教が広く普及していますね。
    日本ではまだまだ。

    先日キリスト(どっちか知らない)教徒の友人の
    教会の葬儀に行って、説教(これも正しい用語かどうか
    知りません)のために拉致されました。
    ヨーロッパの教会で、時々葬儀を見ることが
    ありますが、出入りは自由ですね。

    なんか、日本のキリスト教は、欧米韓とちょっと違うみたい。

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