他人の心配をするより 自国の心配をすべきなのでは ないのでしょうか? 規模が違います。かつて、世界の中心だった国とは。 面白い記事(あくまでフィクション)が 先月の文春に出ていました。簡単に言えば、 日本も同じに状況で、ハイパーインフレ。 ギリシアも昨年からすでに逃げる力(技能や学力)のある 人は逃げています。日本だって、そうでしょう。 文春のなかでは、”海外旅行なんて過去の遺物”。 日本に参入してきたLCCも、日本からの出稼ぎを運ぶ便と化している かも知れません。 中国の景気は欧州への輸出に負うところが多く、ここがこけたら、 日本もこけます。 こうなることがわかっていたのに、無策を続けてきた所謂指導層が 何もしてこなかったからでしょう。日本のことです。 消費税を倍にしたくらいでは何も解決しないという深刻な問題を抱えているのに。 ここに今の消費税議論の欠陥があります。低所得者対策とか言っても、 所得補足が全くと言って良いほどできていない現状では意味がない。
中華の赤は、陰りが出てきているようです JORGEさん、もしや『Singaporeのご自宅』から、この掲示板にアクセスされていらっしゃいませんか? 実は日本の逃げられる富豪は、さっさとSingaporeあたりに逃げてしまっているそうですね。 >中国の景気は欧州への輸出に負うところが多く、ここがこけたら、日本もこけます。 いや、既に今年初め頃から、中国の輸入、中国からヨーロッパへの輸出は減り続けています。 昨秋感じた中華の資金力ですが、黄金期間中見た所、陰ってしまった感じがします。 中国内の賃金上昇で、東南アジアに工場が移っているせいもあるでしょうが、2,3年前の勢いはありません。 The European Communityと言われて久しいですが、実態を聞いてみれば、文化言語が違うので、余程の人材ではないと、国境を越えて自由自在に職業につける訳ではない、という事でした。同じ事は、日本人が海外で働く、生活しようとする場合にも言えます。LCCで日本脱出と言っても、それで海外で働いていかれ、生活水準を落とさずにすむのは、ほんの一部の方々だけでしょう。 スペインのように、庭先にオレンジの木も、オリーブの木も、アーモンドもならないし、畑で野菜もそう取れない日本では、失業率が上がっても切迫感が感じられないスペインというお国柄とは違いますね。さて、1年毎に首相が簡単に代わってしまうようなお国柄の日本で、総合的に税金対策を練れる政府は生まれるのでしょうか?
スペインがバブルとは全く知らなかった ことを恥じています。 てっきり、経済政策がうまく 行って、好景気なのだとばかり思っていました。 米国の場合は明らかに異常だったので、 早晩こけることはわかりきっていました。 それでも、とある雑誌に載っていたのですが、 当時の”経済学者(ある政治にも関わった有名な人まで 学者に分類するのはどうかなとは思いますが)”や評論家 の言動の検証をしている特集がありました。このもどき の学者さんは見事に外していましたが(未来永劫繁栄が続く というようなことを言い続けていた)、当てたのは 同じ大学に在籍するかたと一握りのかただけ。 スペインに至っては、興味もない(ご承知のように、 外務省で出世するのは北米局であるように、 スペイン語圏は蚊帳の外)し、研究者も居ないのか、 日本では全くと言って良いほど報道されていませんでした。 それでもマスコミは特派員を送り出しているので、本国に 報告してもよさそうなものなのに。まあ、某局アジア支局員は 日本から来た若い女性を飲み歩いていたし(他の客にわかる ような会話はするなと言いたい)。 >オレンジの木も、オリーブの木も、アーモンドもならないし、 これは少し違いますよ。 地球温暖化は確かに大きな問題ですが、実は産業界や先進的農家は すでに先を見越しています。国内でも熱帯地方の食物が栽培できる ようになっているのです。太平洋沿岸では実際作っています。 それに、切迫感はあると思います。先日も大規模集会があったし。 逆に、1年前は国家ぐるみで騙されても、なにもしない国民のほうが どうかしていると思いますが。 わからなかったのはギリシアも同じ。 ポルトガルとスペインとを比べると、明らかに格差を感じます。 経済的には支配され、首都でも市民の格好は欧州のなかでもかなり 地味と言うか、むしろ粗末。しかし、アテネでは全く感じませんでした。 ”一体、彼らはどうして生活しているの?”。これがずっと疑問でした。 それこそ、農業と観光以外にこれと言った産業がないし、船がそう儲かる とは思えないし・・・。 今となって、よくわかりました。 人間、未来が見渡せたら、大金持ちになれますが・・・やはり、人の心が 読めると悲劇になるのと同じで、辛いでしょうね。