05/12/29 10:35

怖いのは晴天乱気流

揺れたのは最終着陸態勢に入ってからですか?
着陸時は速度が遅いので揚力を十二分に得られなくなりますので、滑走路直前での横風は怖いですが、それ以外でしたら機体に問題が無い限り大丈夫です。

本当に怖いのは気象レーダーに映らない晴天乱気流です。
鈴鹿上空で名古屋に向かっていたJALのMD-11が遭遇してケガ人が多数出た事故がありましたが、JAL側はMD-11の操縦系統に問題(敏感すぎると)があるとしました。
鈴鹿上空は晴天乱気流が発生しやすい地形をしていて、過去に何度も発生しているのに、JALのパイロットは何をしていたのでしょうかね。

空港周辺の地形の影響では熊本空港が乱気流の発生しやすいそうです。
鹿児島空港は桜島が噴煙を上げているとその噴煙をエンジンが吸い込むとエンジントラブルの原因になります。
火山の噴火は上空でも火山灰が上空高くまで達するので、上空でも危ないですけど。


海外では香港が目の前のランタオ島の山の影響で晴天乱気流が発生しやすいそうです。
高地にある空港も空気が薄いため難しいそうです。


安心な空港は周囲に高い山が無く、標高があまり高くなく、気象が安定していて、滑走路の長さ(最低4千メートル)が十分にある空港かな。

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント