Re^3: 暖房器機 ガス暖房というのは、ひと昔日本の台所にあった最近はあまり見かけ ないパロマガス湯沸かし器のようなののデカいのが家の中(概ね台所)にあって、そのガス湯沸し器が日本のと違う点は、給湯系統と暖房系統 の2系統の機能ついてる点です。 暖房系統で圧力をかかけて、家の各部屋のラジアター(ジャバラの アコデオンみたいなの)に湯を回して暖房する。つまり、集中暖房を 戸別におこなっているのです。この設備の家に行って寒かったことは 今までないです。 電気暖房は、ラジアターとかコンヴェクターとかいう電気で熱を 起こす四角いパネルのような箱が、窓の近くについています。 これは、1台、20ユーロから500ユーロくらいまでの製品の値幅 があり、また、電圧、部屋の広さ、熱遮断の度合い、天井の高さなど によってその暖房効果は違いますので一般化できません。(普通賃貸アパートについてるのは、20~150ユーロくらいのです。) 他の掲示板になりますが、OVNI というパリの日本語の情報誌のHP の掲示板などをみてると寒いのでポータブルの電気暖房機を買った 云々の書き込みもあります。 20~25m2くらいのワンルームで窓がひとつと仮定すれば、部屋 に1個、風呂に1個くらいが普通のような感じがします。その1個 でも、1000ボルトのと2000ボルトのとでは違うし、大きさに もよりますね。 廉価物は底部に熱源があって、そこから天井方向に熱が上がって空気 を暖め、下に下りてくる、そして、それを暖めるという循環になって るようです。 高額タイプのは、パネル全体が熱源になってムラが ないような放射式で暖めるような話を聞いたことがあります。 これらが家の中の部屋にそれぞれ配置されていて、全てをコントール 装置で時間と温度をセットできるようになっています。このコントロール装置がなくても、それぞれの暖房パネルの箱にもサーモスタットと温度の加減ができるつまみが(普通は)ついています。 給湯 これは、集中、ガスは問題ないです。 電気の場合は、台所の上とか風呂とか(変ったのでは居間部分に)タンクがおいてあります。これに熱湯をためておき、それを小出しにして、水で割って使います。普通、タイマースイッチがあり、夜の安い深夜電力(=契約タリフによる)を使って沸かすような設置してあって、湯がなくなると常時沸かしにして沸かすことになります。 と書きましたが、大工さんでもないし、1級建築士でも元1級建築士でもない素人ですから、建築や材料なんかの話は半分くらい聞いとくのがいいでしょう。