世の中、お金さえあれば、何でもできますよ。それが楽しいかどうか、それが問題。

ヨーロッパ14カ国とアフリカ2カ国を、4か月で旅をする。

この旅行予定は、時間的には、楽勝です。

例えば僕は、ヨーロッパ14か国を21日で回りました。

ユーレイルパス21日の旅。
http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/europe/eurailpass.htm

また、モロッコはスペインからフェリーで、

モロッコ旅行
http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/africa/morocco.htm

エジプトは、アテネからのフライトで入り、ケニアからの帰りにも寄りました。
http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/africa/africa.htm#egypt

4か月の旅ならば、時間的には大丈夫です。

4ヶ月の旅ならば、日本で計画を立てても仕方ないです。
どうせ、4か月も旅しているうちに、考えも変化しますから。

結局、一番の問題は、お金です。
お金さえあれば、何にも問題はありません。

みどりのくつした

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1件のコメント

  • 「ユーレイルパスは、旅人の人格を変えてしまうので、手を出さないほうがいいかもしれない」という話。

    拍手が思いがけなく2つ付いてて、誤解を与えたのではないかと心配になり、
    ちょっと説明しておきます。

    お金と時間が有れば、特別な計画をたてずに、その時の気分で、次々と旅をするのがいい。
    また、気に入ったところにしばらく滞在するのもアリ。

    これが僕が最初の世界一周旅行の、最初の部分でした。

    英国へ行って、語学学校へ行く。
    それが終わったら、寒かったので、フランス経由で、スペインに入り、
    バルセロナでスペイン語学校に通いました。
    そのあと、アンダルシアを回ったときも、その場その場で、鉄道やバスの切符を買いました。

    モロッコ、アルジェリア、チュニジアと、北アフリカを横断して、
    ローマに飛び、
    そこから、北イタリアの各都市、南仏の町を次々移動して、
    シェルブールからポーツマスのフェリーに乗って、ロンドンへ戻る。

    この間すべて、その場その場で切符を買ってました。
    ですから、短距離の移動でも、うれしくて、幸せでしたねー。

    そのあと僕は、ロンドンから、(いろいろ細かい旅は除いて)ケニアへ行きました。
    ここで結構長く滞在していて、またエジプトへ飛び、
    そこから、中近東を陸路で抜けて、トルコから東欧へ入り、
    オーストリアから、スイスへと移動しました。

    この時は、すべて、その場で切符を買ってたんですよ。
    ところが、ザルツブルクからチューリッヒの切符が1万円くらいした。

    とてもとても、こんなに高くては、ヨーロッパを見て回れない(涙)。
    チューリッヒ駅の案内書で相談したら、ユーレイルパスが買えたんです。

    チューリッヒ駅へ行て、ユーレイルパスが買えると知る。
    http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/europe/zurich-eurailpass.htm

    このあと、21日のユーレイルパスを買って、
    ヨーロッパを、フィンランドから、ポルトガルまで、走りまくったんです。

    この時は、人格が変わってましたね。
    悪魔のように移動を続けてました。

    ですから、お金がたっぷりあって、旅をのんびり楽しみたいならば、
    その場その場で切符を買っていったほうが、いいと思います。

    確かに、
    ヨーロッパの国々を数多く回るならば、ユーレイルグローバルパスが一番です。

    でも、パスを持ったら、旅行国数を14カ国に留めることはできません。

    長期間のパスを持ってしまったら、絶対に、
    「ヨーロッパ中全部旅してやろう!」と、思うものなんですよ。

    ユーレイルグローバルパスは、購入者の上品な人格を破壊してしまうんですね(涙)。
    ですから、お金がたっぷりあるならば、パスは買わないほうがいいです。

    でも僕は、たった21日間ユーレイルパスの旅を、語ることで、楽しんでますけどね(笑)
    わけがわからなくなりましたが、僕が言いたいのは、そういうセコイ話です(涙)。

    みどりのくつした

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    ユーレイルパスは、激しい恋のチャンスみたいなものだった、かもしれない。

    人が生きていると、ついうっかり、落とし穴に落ちるような、恋をしてしまうことがある。

    恋愛とは、理不尽なものだよ。
    「こんなことをしてはだめだ!」と理性が告げているのに、
    恋に夢中になってしまう。

    でも、激しい恋は、実を結ぶことはないものだ。
    また、実を結んだところで、その後が大変だ。

    その情熱を、一生持ち続けられるような人はいない。
    だから、理性は告げる。

    「恋はしないほうがいい」とね。

    ユーレイルパスは、恋愛のようなものだ。
    ヨーロッパ旅行をしながら、いつも旅のことを考える。

    次にどこへ行こうかと、考え続けていた。
    それは、恋人と次はどこでデートしようかと思うようなもの。

    でもどんな愛にも、終わるときがくる。
    ユーレイルパスにも有効期間がある。

    でも、ユーレイルパスの有効期間が終わったときに、
    旅行者は、安堵のため息を漏らす。

    これでよかった。
    終わらなければ、僕は死んでいたかも…。

    人は、一度は激しい恋に落ちる。
    旅人は、一度は、ユーレイルパスの魔力にわれを失う。

    そうして、歳をとったときに思い出す。

    あの激しい恋の一時期が、僕が人生で得たすべてだったのだと。
    また、ユーレイルパスに振り回された有効期間が、旅人の絶頂だったのだと。

    人は、一度は、盲目的な恋をしなければならないし、
    旅人は、ユーレイルパスでわれを忘れるような、旅をしなければならない。

    みどりのくつした