無謀な旅程は今のうち限定その他

こんばんは、キョウコ24さん。
いろんなかたから、意見が集まって楽しいですねえ。セミナーの発表後の話し合いみたいですね。

強行軍との意見も、わかります。美術館・博物館などに時間をさきたい人もあるし、
ゆっくりぼーっと、古くからある広場前のカフェなどで時間をすごし、歴史の重みを感じることは、
何物にも変え難い。若く感受性の強いうちに、触れておきたいものもあります。

でも、違う考え方もあります。
たくさんの都市を急ぎ周遊は、体力と時間がある一時期にしか不可能です。
学部卒業後は、就職なさるのですか?それなら一般的には長期の休みは取得し難い。

30近くまで学生でした。途中で結婚、その後就職して、思うことは
長期休暇取得できる身軽なうちに、長距離移動の無謀強行軍旅程旅は経験しておいてよかったと。
1箇所短期滞在なら、社会人になってもいけます。
だから、Parisやディズニーランドは、就職後にとっておいてもいいかな、、、余計なお世話だけど、3泊5日でも行ける。

ユーレイルパスは、ユースなら安いので、今のうちに一度使ってみるのも
ありと思います。各国鉄道からダイレクトに買える割引き切符が、ここ数年くらい、
日本にいながらにして、買えるものが出はじめ、放出時期によっては、金額的に安くつくことがあるので
Passは高いという意見が多くなってくるのは、時勢を反映した自然な流れと考えます。

ただ、オンライン事前購入は、旅程を縛ることになるのと
外国語サイトからの購入は、向き不向きがある、そのデメリットを明示せず
Passは高いからやめろとか、欧州は学割よりも年齢割が多く、また金額も半額までは
下がらないところがあるのに、学割がきく・半額になると何度も書くのを見るのは、ちょっと?と思うことがあります。

鉄道の旅に興味があるなら、Passを買って乗りまくるのもいいですね、それほど鉄道移動ばかりしたくないなら、
長い距離をどーんと、空路にするのもありでしょう。(個人的には後者が好きでした)

空路は、現地で欧州内の格安航空券を買うと、発着空港が辺鄙な場所になることがあるので
金額だけにとらわれず、そこまでの足と、時間と費用も考慮・調査する必要があります。
日本から追加フライトをつけてゆくのは、費用をかけて探す手間と時間とを省く意味合いもあります、
どちらをとるのも自分次第ですが、デメリットとメリットを、あらかじめ把握することは大事と思います。

理解しておいたほうがいいのは、ご存知かもしれませんが、
Passを買っても、全ての列車にとびのれるわけではなく
一部予約必須列車もあります。概して、現地で数日前に駅にゆけば、とれる可能性が高いですが
本数が少なかったり、座席数の限られる寝台列車は、早め予約したほうが無難と、個人的には思います。
シティナイトラインや、エリプソス、アルテシアナイトなど、駅で真っ青になっている人をみたことがあるので、、、。

(日付に余裕があるとか、現地で柔軟に対応できる情報収集能力や判断力があるなら、話は別ですけれど
違う例ですが、英語の大手掲示板で、東京・京都往復の新幹線の切符を、自分の国にいるうちに
予約するか否か、という質問が頻繁に出ますが、様子のわからない外国なんだから予約しておけ、という
意見が圧倒的です。)

Passホルダーの予約は、現在ほとんどの国鉄でオンラインでできず、また外国からは受け付けないことがあるので、
駅にゆくか、駅に電話をかけるか、どこかの代理店にとびこむ必要を考慮したほうがいいです。
(ドイツ鉄道は、昼間のなら一部オンラインでできるかも)
日本の代理店で受け付けますが、少し割高です。

エリプソス・ホアン・ミロであるとか、アルテシアナイトの1等個室など、高い寝台列車を予約する場合は、逆にPassを買って
Passホルダー割引きで日本から予約すると、普通に切符を買うよりも割安感があることがありますが
もともとの価格が安い部分では、日本から代理店経由で予約すると、手数料がかかり普通に切符を買うよりも高い。
その点考慮すれば、Passをかわずに、その都度切符を買ったほうがいいという意見も一理あります。

ホテルの予約も、人それぞれですね。確かに宿を決めておくことは、制約が多くなるので
安宿がどのあたりにあるか、見当のつく人は
いきなり行ってとびこめばいいと思います。でも、大荷物を持ったときに、初めての町に到着する場合
もう宿がきまっていて、そこまでの地図を持っていたい、とにかく投宿してのんびりしてから
散策にでかけたい人もいますね。

思いつくままだらだらと書いたので、全くとりとめないですが、学生さんなので
いろんな意見を自分なりに消化できると、余計なことも書きました。うまく計画がたてられるといいですね。