Re: フィレンツェ、母との2人旅(3) バスでシエナからフィレンツェまで移動。 今度はSMノヴェッラ教会の裏側にあるホテル。 やはり古いパラッツォだった建物で、部屋や階段などの配置が少し入り組んでいて、 ロビーなどにフレスコ画があったり、雰囲気はありましたが ホテルのホームページほどではなくて、部屋もシンプル。 明るくて使いやすく、スタッフも親切でしたが。 さて、さっそくドゥオーモへ、 中にあったものは、今は博物館にあるので、がらんとしていて、 母にどう説明していいものやら。 それから閉館時間が早いので行き損なっていたバルジェッロ博物館へ。 いかにも昔のお城の雰囲気で、建物も素敵ですが、 母は、昔の装飾品や食器などが面白かったようですが、 私のほうは、ドナテッロを目に焼き付けてきました。 お昼をカンティネッタ・デイ・ヴェラッツァーノで食べましたが とても混んでいて、地元のご婦人と相席、英語で楽しくおしゃべりしました。 それからいよいよウフィッツイ美術館、予約はしてありましたが、 予約なしの行列は、祝日がからんでいるせいか、かなりの長さでした。 でも春ほどではありませんでした。ほかの所は、どこもがらがらでした。 母とは別々になって、私は待たせないように、見たいものだけ見たのですが 母のほうがかなり早くに見終わっていたので、 やっぱり、解説しながら一緒が良かったか、とは思いました。 早めに夕食をとり、夜はコムナーレ劇場でオペラ椿姫、 チケットはオンラインで取ってあり、当日窓口でもらうことになっていて パソコンで印刷したものには、バーコードが入っていて 持って行くと、チケットが打ち出されるのかと思っていたら、 私の名前の書いた封筒にはいっているのを、手渡されました。 観客の洋服は様々で、肩を大きくだしたドレスの人の隣にセーター姿という具合。 少しきちっとした、ぐらいで、もっとラフでも浮いたりはしません。 イタリア語の字幕つきで、知っている単語を拾い読み、決まり文句の羅列ですし。 それにしても、レストランでも車中でも、オペラの幕間でも、 おしゃべりが華やかで、「蜂の巣をつついた」状態にあと一歩です。 満足満足で、歩いてホテルへもどりました。