その16 そしてBogavante~♪

腹空かし散歩で、単語を間違えないように、経文のごとく、
Bogavante~、Bogavante~と繰り返しつつさかさか歩く。

伊勢海老だから、昨日の海老には、ハサミがあったんだな~、
と歩きながら思い返す。本日の海老には、後ろ足ばかりしか
無いだろう・・・

さて、旧市街につき、一通りMariscosのレストランを探して歩くが、
1軒しかない。怖そうな顔したおじさんが、仁王立ちしているので、
ここも見せの前をウロウロと3往復はしてしまった。

ま、あちらにお城が見えるのであるが、海老の魅力には勝てない!
意を決して店内に入り、また昨日の「茹で海老姿」の絵葉書を取り出す。

”Bogavante食べたい”と注文すると、選んでくれとくる。
3匹水槽から取り出し、目の前に。1匹は2kgs以上ある大味、
もう1匹は1kgs以上、最後の1匹が程々であった。重さを量って
もらえば700g。

スペイン人は、バターライスの上に茹で・フライ・炒め海老を
乗せて食べるようだが、私は別々の皿にしてもらう。ここで、
グラスのAlvarin~o(甘い白ワイン、ガリシア特産)を頼む。

30分後、確かにハサミがない、ロブスターが目の前に到着。
ここからは沈黙、日本から持ってきたウェットティッシュ活躍。
これも、30分以上かけて解体、バターライスとウマウマ食べ、
非常に美味しかった。

高かった、と思ったが、Santiago de CompostelaのMariscos
の値段と比べたら、かなり安かった(苦笑)時刻は18.00H近く、
「Jitanoの腕」というロールケーキ風デザートを食べ、おしまい。

お城は閉門したし、綺麗な夜空を眺めながら、腹ごなし散歩を
またもや45分して、宿に戻ったのだった。

海老の身に弾力があり、嗚呼また食べたい!

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2件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    05/12/17 02:12

    ぼがばんて、Bogavante

    旅クマさん、旅行記楽しく読ませてもらってます。

    ちょっと遅い反応ですみません。質問です。
    Bogavanteってカナダでもよく見るロブスターなんですね。
    ハサミないんですか?
    人間でいうと手の部分でしょ?
    ちょっと変な例えですけど。
    あそこも美味しいと思うので、
    付いてこないなんて勿体無いなんてつまらない事考えました。

    で、本題の質問はもっとつまらない事なんです。
    茹でただけで、なにもつけないでいただくのですか?
    こちらは溶かしたバターで食べますね。
    わたしはポン酢醤油とか、わさび醤油とかが好きなんですけど。

    ちょっと興味を持ったので質問しました。

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    ハサミ 「チョキチョキ」

    (@_@;)

    そうなんですねぇ~、てっきりLangosta=Lobster だと思って
    いたら(何せ隣の人が辞書見ないと見ないもので・・・)
    伊勢海老で、「日本にもあるじゃん!」と言われてしまったの
    でした。

    どれにどら家の(まぁ)お隣にもあるLobsterは、ガリシア地方
    の大西洋の対岸ですので、さして種類は違わないLobsterだと
    思いますが、Bogavanteには、ハサミは無かったです。
    でも、解体作業に勤しんでました。

    オマール蝦は両前足がハサミでしたっけ???

    BostonでLobsterを食べた時には、溶かしバターでした。
    日本は山葵醤油ですね。
    ガリシア地方では、オリーブ油ベースのドレッシング状
    のものを出してくれましたが、十分塩味は利いていたので、
    私はそのまま食べてました。Bostonでもそのまま食べてい
    たので、食べ方はどこへ行っても同じですね。

  • 横浜の海老と間違えた??(笑)

    伊勢海老にハサミなど あるものか!!

    ハサミ付きは オマール海老。

    伊勢海老は 後ろ足じゃなく フリルがついてるだけ♪

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