おっさんひとり,とぼとぼイタリア見聞録 その8-2 Napoli 11/10の2 昨日,休みで入れなかった教会へ行けば,時間切れで閉館。 仕方がないのでカポデモンティ博物館へとバスで移動。 ここは 19:30 まで開館なので安心。しかし,ここへは交通が不便。 ほぼ一年ぶりの館内。全てを観るには気力・体力が必要なのでティッツアーノ,カラッチ それにストンナーとカラヴァッジォ等を目当てに。他は流してみるのみ。 ティッツアーノの「ダナエ」それと彼が表現を自粛した後期の「マグダラのマリア」。 アルテカードの宣伝にも使われているカラッチの「エルコールとビヴィオ」さらに 「サテロス」など。 カラヴァッジォと同じキアロスクーロ画家としてのストンナーを観たけどカラヴァッジォが 無い! 「キリストのむち打ち」はどこだ! 係員に尋ねると内線電話で問い合わせ,ミラノの展示に行ってますとの答え。 わたしがそんなはずはない,ミラノには出ていなかったと言えば,再確認後, スペインへ行っているとのこと。 後から確認したら本来,展示してある部屋に小さく但し書きでスペイン・マドリードの カタルーニア国立博物館特別展" Caravaggio e il Realism Europeo " に 出品とあった。ミラノと似たような題。 ●カタルーニア国立博物館特別展 " Caravaggio i la pintura realista europea " 来年1月15日まで開催。 ○キリストの笞打ちーカポディモンテ国立美術館,ナポリ ○マルタ騎士団員の肖像ーピッティ美術館,フィレンツェ ○蜥蜴にかまれる少年ーロベルト・ロンギ財団,フィレンツェ が,イタリアからスペインに行って不在? ●シェナでも11月25日から来年3月6日まで展示があり,こちらにも出品がある。 「女占い師」が出品されるようだが,ローマ・カピトリーニ蔵と表示。ルーブルの筈だが? " SIENA. e ROMA. Raffaello, Caravaggio e i protagonisti di un legame antico " http://www.sienaeroma.it/sienaeroma/home.html http://www.santamariadellascala.com/w2d3/v3/view/sms/esposizioni/incorso/byid--15/single_list_content.html 困った。ナポリで一点も観られないのか。明日はカンピ・フレグレィまで行く予定で ローマへの移動もある。 明日の朝,出発まで悩みそう。 真っ暗になったカポデモンティ宮の足下も見えない庭を横切ってバス停に向かい,帰る がっかりの今日の午後。
えっ! >○キリストの笞打ちーカポディモンテ国立美術館,ナポリ ○マルタ騎士団員の肖像ーピッティ美術館,フィレンツェ ○蜥蜴にかまれる少年ーロベルト・ロンギ財団,フィレンツェ が,イタリアからスペインに行って不在? ショ~ック!フィレンツェでマルタ騎士団員の肖像を観るのを楽しみにしていたのに… でも事前に分かっていると、ショックも和らぎます。 情報有難うございました。