電子書籍にしてしまえば、永久に残ります。 2010年の春ごろに、電子書籍の話題が沸騰したことがありました。 日本にも電子書籍時代が来て、紙の本が消え、 電子ブックリーダーで、本を読むようになるというので、 賛成論、反対論が盛り上がってました。 いまは、電子書籍ブームは去ってしまいました。 しかし、流れは、止まりません。 電子書籍ブームのポイントは、実は、 紙の本がなくなるとか、出版社がなくなるとか、本屋が潰れるとか、 そんな問題ではない。 「自主出版が簡単にできる」というところにあったんです。 電子出版は、テキストのデータさえあれば、本ができます。 つまり、ほとんど金がかかりません。 「電子書籍の衝撃」 (佐々木俊尚)を読んで考えたことをまとめてあります。 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/5919/1275735404/ 普通は、電子書籍の話題だと、 本の価格だとか、印税が問題になります。 が、 自主出版を中心に考えると、 誰でも、安く、簡単に、本が出版できるということになります。 まだ電子書籍を紙の本にする(POD:Print on Demand)サービスもできます。 それが売れるかどうかは、別の話ですが。 しかし、本がデータとして残るわけですから、それは、永遠に残ります。 国会図書館でも、電子書籍を保存するでしょうからね。 ただ、電子書籍化するにしても、紙の本として出版するにしても、 もともとのテキストデータがなければ、無理です。 ですから、手許にテキストデータを持っておくことが大事です。 僕がだらだらと、昔の旅行記を書いているのは、 実は、僕の世界一周旅行をすべて書いてしまおうという、 大計画の一部なんですよ。 ま、日本はとにかく変化が遅いですから、もう少し時間がかかるかもしれませんが、 でも、簡単に安く、電子出版できる時代は、目前です。 その時になって、書き始めるのは、大変です。 ですから僕は、いま書いてるんですよ。 参考にしてください。 みどりのくつした