見方や意見

見方や意見は様々にあると思います。
例えが悪いかもしれませんが、例えば沖縄に行き恩納村のリゾートホテルで面白楽しく過ごして来た人を、ひめゆりの塔などを巡って来た人は不謹慎だと怒るかもしれません。
リゾートで過ごした人は、「沖縄は海が綺麗で素晴らしく楽しいところだ。」と思うでしょう。
各地の戦跡を巡った人は、リゾートで過ごした人よりも複雑な心境を残されるでしょう。
でも、どちらも現実の沖縄なんですよね。
沖縄だけじゃなく、ガァム・サイパン・ロタなんかでも同じですよね。

以前、ガァムに行く飛行機で日本海軍の白い帽子を被った老人グループと一緒になりました。一升瓶を大切に抱えた老人も居ます。大きな花束を抱えて不自由そうに機内食を食べてる老人も居ました。
私は、単に遊びに行きました。ウキウキ気分で行きました。でも、老人たちを見ると自分自身が不謹慎に思えてきました。
老人グループと私のホテルは同じでした。唯一の救いは、老人達が「せっかく外国に来たんだから外人が良いよね。」と言いながら風俗店の送迎ワンボックスに乗ってニコニコと夜の街に消えていったときです。

国には様々な面があります。
環境問題には五月蝿いはずのアメリカが京都議定書に調印しなかったり、オアフ島では60有余年前に沈んだ戦艦から流出する油を観光の目玉にして小銭を稼いだりもしています。
歴史上の遺品として残すか? 単なる海洋汚染の源と見るか? それだって両論に分かれるところです。

私には難しいことは分かりませんが、コスタリカが良い国だという人が居ても、コスタリカはアホ国だという人が居ても、逆に賛否両論があるからこそ面白く興味をそそる国に思えます。

唯一、私の現在の住まいが南関東であることが救いです(爆)

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