Re: 根拠は?

ab-aloneさん私の感想です。
私にとっては若し演説者の言う事が本当ならばユートピアのような国だと思っただけです。

ただし私は未だ行っていないですが、先入観で行きたくない国ではありません。どんな国へも行きたいです。
私のコスタリカに関する情報は南米のなかでは白人のラテン系美女の多い国と言う事でした。

コスタリカについて社会党の元当首が言っていた、コスタリカで出来るのだから日本でも出来ると言って、非武装中立を言い続け
結果は多くの選挙民から見放され現在に至っているのを見れば私だけの見解ではない事は良くお分かりになっていただけると思います。

私は色々な国へ成るべく行くようにしていますので、その国のおかれた立場、実力に応じてできる事とできない事があります。
私は仮に日本だけがそうなりたいと思っても周りが放って置かない国になってしまったと思っています。

今カナダで開かれている温暖化防止の会議にアメリカが極めて不熱心ですが、
残念ながら地球の歴史が始まってから実力主義がまかり通っています。

地球が一つになるのは火星人が攻めてでも来ない限り実際は不可能だと思います。
これは私が好きだとか嫌いだとかの問題ではなく現実はかなり理不尽がまかり通っています。

誰でも平和が良いに決まっていますが、国のエゴは永久になくならないと私は悲観的です。
日本もかつて石油を止められ戦争に必要な為真っ先に現在のインドネシア、パレンバンに陸軍の落下傘部隊が降下し、住民の意向はお構いなくそこを占領しました。
これは日本だけではなく先進国と言われた欧米諸国も同じ事をしてきました。
今遅れてフセインなどが真似をしていました。

平和平和と唱えていれば平和が来ると思っている人は現実を見ないおめでたい人だと思っています。
過去から現在に至る歴史を見ると所謂平和主義者ではなく軍人や強硬派と言われる人達が、一時的にせよ平和を築いてきたのが事実です。

イスラエルとパレスチナの和平を結んだのは軍の右派といわれた人、
米中の国交を結んだのは保守右派のニクソン、
日本の例では江戸城無血開城をしたのは軍人と言っても良い西郷、勝海舟、
失敗しましたが日米戦争に強硬に反対した山本、米内、井上などの軍人で例を挙げれば幾らでもあります。

外国の正義に期待して非武装中立が保てればこんな良い事はありませんが、
多分日本のおかれた位置、実力がそれを許してくれないと思います。
岡山さんが指摘していましたが北朝鮮が理想の国と言う宣伝に乗って、
その後悲惨な目にあった現実は否定しようもありません。

ユートピアと言ってはいないとの事ですが、私にとってはあの人の言う通りでしたら現実離れしたユートピアの国です。

私が一つの国だけでなく成るべく多くの国へ行こうとしているのは、様様な違った国を見て、成るべく視野を広く持とうとしているためです。
いろんな人がいるものですねとのレスがありましたが、私もそう思います。

わたしも若い時に左翼や右翼の大会に行ってみた事がありますが、
その雰囲気だけ見ているとそれがあたかも正義で日本の総意であるかのように思えました。
今は50年もたって冷静な目で見られるようになりました。