レポート

ロスアンゼルスでレンタカーは本当に便利か?

公開日 : 2005年12月08日
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おそらく、多くのロスアンゼルス在住の日本人にとって、車は交通手段というより、「靴」みたいな存在であることは否定しません。ただ、旅行中にレンタカーを借りることが常に便利かというと、それは状況によると思います。

1、運転しやすさ
全体としては、日本より運転しやすいのだと思いますが、それでもかなり走りにくい道は多くあります。特に、運転が苦手な人(私もそうですが)のなかで評判が悪いのは、フリーウェイです(特に夜)。そのほか、ダウンタウンも走りにくいという声もよく聞きます(また、ダウンタウンのフリーウェイは走りにくいです)。今日、ダウンタウン(一般道)を走っていたら、かなり荒っぽい車がいて、まさに目の前で事故をおこしてました。運転慣れしてない人にとって、夜のフリーウェイは、はじめのうちはマジックマウンテンよりもスリルがあるという説もあります。交通ルールの違いもストレスのもとです(駐車場から出るときや、一方通行から左折するときに、思わず左側を走りそうになった経験を持っている人は多いと思います)。なので、運転したくないと思ったら、無理に運転しないほうが楽しめると思います。

2、お酒
当然ですが、運転前はお酒は飲めません。焼肉を食べにいってもビールは飲めず、イタリアンにいってもワインは飲めず、楽しみは半減。いつも悲しい思いをしています。私にとっては、これほど悲しいことはありません。

3、渋滞、駐車場
渋滞のひどさは全米NO1と言われていますので、運が悪いと自転車よりも遅い速度でフリーウェイを走り続けることになります(もっとも、私個人としては、むしろ東京の方がひどい目にあうことが多かったので、東京でなれた人ならばたいしたことないということになるかもしれません。ま、東京も地域によるので、そもそも客観的に比較できるものでもないけど)。駐車場については、全体としてはかなり整備されており通常は殆ど心配する必要はないのですが、慣れていない場所で、かつ特に混んでいると延々と駐車場探しのために何十分も走り続けることになります。

ということで、全体としてレンタカーが便利なことは否定しませんが、レンタカーを借りないメリットもそれなりにありますので、レンタカーを借りないという選択をしたとしても、損したと思う必要はなく、ワイングラスを傾けながらゆっくりと渋滞でも見ながら「勝った」と思う、、、ではなくて、海でもみながら、くつろぐといいと思います。

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