難しいんですね 学科系列別の習慣の違い。 先の意見は、理系の博士論文研究の 常識・パラダイムから言いました。 私は文系の大学院にも出入りしたことが あって、習慣というか、 パラダイムというか、 しきたりというか、 まったく違うんですね。 文系では、ずいぶん「いじめられ」 ました。 ビーボイさんのご意見、 この文理の習慣、パラダイム、しきたりの 違いであって、 理系の母集団を社会全体と取る方法とは、 異質の方法であります。 あえて、どっちが良いかなどとは、言いません。 文系の理論も知っていますし、 また、今、発展中の分野の構造的な問題も知っていますから。 だから、どっちが正しいということではなく、 今のそれぞれの学界で、 どういう方法論が認められているかという点に 帰すべきかと思います。 私の意見は理系に軸足を置いた意見として ご聴取下さい。
まったくおっしゃるとおりです まったく同感です。 先日、理系の研究者の方にお会いしました。 結論を取るために必死でデータを取っていらっしゃる話を伺い、 どんなに苦労して「他に影響されないデータ」を取るかに 苦心されているかを知りました。 でも、私もこの考えは文系の研究にもにある程度必要とされるのでは、とも思います。 文系の研究は、ともすれば「重箱のすみ」をつつくような内容に なりがちなので、全体像がぼやけてしまう危険性が多分にあります。 大学の先生方でもそのことを危惧されている方がたくさんいらっしゃいます。 特にイギリスでは非常に内容が細分化されてしまっており、 細かい内容での議論が多くなされているのが現状です。 岡山1さんのご指摘、自分がよく知らない世界のものだけに、 大変勉強になりました。感謝申し上げます。