行ってきましたポーランド

19日~28日の日程でポーランドに行ってきました。
shinesuniさんから沢山の役立ち情報をいただいたおかげで、私の当初のプランよりも内容の濃いものになったと思います。
歳のせいか、帰国してなかなか時差ぼけが戻らないうえに野暮用が多く、報告が今になってしまいました。
一度に報告しきれないので、少しずつにします。

まず、別の板にshinesuniが書いておられた城館ホテルを参考に予約した「Noma residence (Promnice Shooting Lodge)」について書きます。
アウシュビッツを見学したあとで乗ったタクシーにPromniceまでの値段を交渉したところホテルで聞いておいた金額とあまり変わらなかったので、ホテルに寄って荷物をピックアップし、そのままPromniceまで行ってもらいました。所要時間はTychy経由で約40分。アウシュビッツ~Galicija Hotel~Promniceで150ztでした(ちなみにメータは195ztになっていました)。
Tychyまでが約30分。Tychyから10分程弱走ったあたりでPromniceへの横道に入ります。雪化粧して美しく幻想的な林の中を5分ほど走るとホテルに到着です。宿泊できるのは12部屋程度ととてもこじんまりした建物ですが、とてもいい雰囲気があります。レストランが人気らしく、車が何台も停まっていました。
私が泊まったのはスタンダードシングルですが、ソファやライティングデスクもあり広さもゆったりして天井も高いです。サイドテーブルに置かれていたアンティークのラジオもちゃんと聴けました。バスタブはなくシャワーだけですが、バスローブや使い捨てスリッパなどもそろっています。有料ですがミニバーあります。
狩猟用の館らしくホールやレストランなどの壁という壁には動物の剥製がかざられています。らせん階段を上がり下りするたびに少しギーギーと音をたてるのもかえって雰囲気がでます。
食事もけっこう美味しかったですし、サウナも(私は使いませんでしたが)あります。
なんといってもスタッフがみな親切でいい気分になれます。
残念なのは、ベッドが古いらしくスプリングが少々くたびれていて、あまりよく眠れませんでした。
まわりを散策しましたが、湖に面した林の中にあるので、季節によって様々な美しさを見られるだろうと思いました。

Oswiencim~Promnice間でshinesuniさんがみつけてくれたBierunにもちょっと足を止めました。Oswiencimを出たのが予定より遅かったので、時間があまりなく、Bierun Staryと木造教会の外見と街の中心を見ただけですが、知らなければ通り過ぎてしまう何げない街にちょっとでも寄れてよかったです。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • お帰りなさいませ^^

    ご無事で何よりでございます。
    雪化粧のポーランド...羨ましすぎますww(ToT)。

    >時間があまりなく、Bierun Staryと木造教会の外見と街の中心を見ただけですが、知らなければ通り過ぎてしまう何げない街にちょっとでも寄れてよかったです。
    ★ちょっと行って写真を撮るだけで大違いですよ。
    私もいつか同じルートを通りたいと思っていますのでとても良い話が聞けました。
    続きの話お待ちしています。      shinesuni

    PS タクシー代思ったよりもかかりましたね。
    私が推測した1.5倍位です。少し驚きました。

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    シンドラーの工場

    ユダヤ人地区を訪れたあと、そのまま歩いてヴィスワ川を渡り、シンドラーの工場にも行きました。
    映画でも有名な工場の入り口の写真を撮るだけのつもりだったのですが、その横の壁に張られているポスターに「Museum」の文字が見えました。ポーランド語で書かれているし絵を見てもなんのことかわからないものでした。シンドラーの工場が博物館になったという話も聞いていないし、閉ざされた門の内側ではなにやら工事中でしたが、どうしても気になりました。
    横のドアを少し開け、ちょうど奥の部屋から出てきた中年の男性に「Museum ?」と聞くとその男性は「ビッテ」とドイツ語で私を中に招き入れました。また部屋へ戻り鍵をもってきて、横の小部屋の鍵を開け、私を招きいれて見せてくれたのは紙で作られたシンドラーの工場の模型でした。彼はその模型を指して「オリジナル」と言いました。ドイツ語しか話さない彼が単語だけをつなげて説明してくれたところでは、現在ある工場は爆弾でダメージをうけたので大幅に修復をしたもののようです。
    その後、私の手を引いて奥へ連れて行き「オリジナル」と言いながら見せてくれたのは階段です。映画のなかにも何度か登場するあの象徴的な長い階段です。
    彼はさらに私の手を引いてその階段をあがり、3階の小さな部屋に案内しました。そこにあったのはシンドラーが実際に使っていたという机や本棚など何点かの家具です。
    彼はドイツ語しか話せず、私にちゃんと伝えられないことがもどかしそうでしたが、窓から修復中の工場を見ながら身振り手振りで説明されたのを推測するに「ミュージアムにすべく修復中」ということのようでした。
    言葉が通じないため、彼が何者だったのか、いつミュージアムができるのかもわからないままですが、私が訪ねたことがとても嬉しそうだったし、どんどん中へ案内してくれたところを見ると、彼はシンドラーの大ファン(または血縁者)で工場を買い取って博物館にしようとしている人なのではないでしょうか。

    どなたか、もしその辺の事情を知っていたら是非コメントを書いて下さい。

    shinesuniさんへ
    オシフィエンチム~プロムニッツェ間のタクシー代について。
    前日にガリシアホテルで聞いた所、ホテル~プロムニッツェは130ztということでした。
    私はアウシュビッツ博物館前でタクシーに乗り、ホテルへ荷物のピックアップに行ってもらったので、その分を加算すると150ztは妥当かなと思ったのですが、もっと交渉の余地があったのかもしれませんね。