レポート

CDG/金髪のイケ面空港地上職員に裏通路(?)を先導されるの巻

公開日 : 2005年12月01日
最終更新 :
退会ユーザ @*******

成田発 シャルル・ド・ゴール空港乗り継ぎ マドリード・バラハス空港、という往復で行ってきました。

バラハス⇒シャルル・ド・ゴール⇒成田

シャルル・ド・ゴールの乗り継ぎのミニマム・・・なんだっけ、
ええと、ミニマム・コネクティング・タイムですか?
「最短お乗り継ぎ時間は原則として45分でございます。」
http://www.airfrance.co.jp/airport/2003-cdg.htm

今回、帰りの乗り継ぎ時間が1時間ぐらいだったんです。
「ぎりぎりかもなー。でも帰りだから荷物の積み換えが遅れても構わないや。土産物だけは機内持ち込みにしよう」と考えてました。
前に行ったとき、人間は乗り換えが間に合ったけど、荷物が間に合わなくて後で送られてきたことがあったので。

マドリードからパリに着いて、ヒコーキを降りようとしたら、あら、通路でなくてタラップだ。
CDG空港では初体験です。
寒いよーと思いつつタラップを降りて行くと、作業着を着た地上職員が(この人が長身・短い金髪の愛想の良いイケヅラですよ、旅クマさん)「NARITA」と書いた紙を持って立っている。

「成田?」と訊いてみると、うんうん、とうなずく。
飛行機を下りた近くにはバスが止まっている。皆それに乗ってるので「乗っていいのか?」と指差して身振りで訊くと英語で「いや、ここにいてください」と。

後から日本人の母娘2人旅の方々が下りてきたので「成田行きですか? ここで待ってるんだそうですよ」と言い、3人で待つ。
すると地上職員の兄さん「英語はできます? スペイン語は?」スペイン語少しというと、スペイン語で、
「あっちに車があります、○○○○番と書いてある。男の人が乗ってるでしょう?」
指差すほうを見ると、車中から白人男性が手を振って合図している。
「あれに乗ってください。乗って待っていていいですよ」

(○○○○番って、ナンバープレイトを見ても違うみたいだし何の数字かと思っていたら、よく見たらボンネットに書いてある番号だった)

で、3人でその車(バン)に乗ると、さっき手を振っていた男性はケータイでなにやら喋ってる。
スペイン語だ。フランス側の係員かと思ったら実はこのヒトも乗客なのであった。
よく見たら、マドリードの空港チェックインで私の前で「ナリタ行き」と荷物を預けていたビジネスマンのおじさんだった。

後からスペイン人の十代半ばか後半の女の子と少し年上の男の子(お兄さん?訊いてみなかったけど)の2人が乗ってくる。
後で英語で話してくれたけど、東京にいる友達に会いに行くのだそうだ。女の子はとても嬉しそうに興奮していた。

スペイン人3人と日本人3人の計6人を乗せて、イケメン地上職員が車を出した。
小さいバンで移動する乗り換えなんて初めてでした。
少し走って、別の建物のところへ停まって、車を降りる。

建物に入って階段を上がる。
壁にときどき「Correspondance(乗り継ぎ)」という看板が付いている。
へえー、こんな乗り継ぎ通路が・・・・と思っていると、トイレの出口と合流。
トイレから出てきた男性「なんだこの一行は?」というような視線。

そして、トイレ⇒通路への出口から出た。
振り返ってみると、見えるのは「Toilet」の看板のみ。
絶対こんなところが乗り継ぎ通路とは分からない(爆)。

思うに、乗り換え時間が短いのでナリタ行き客をまとめて最短ルートを使って先導してくれていたのでしょう。
(マドリード出発遅れたかなあ? それほど遅れた記憶はないけど、、)

出国審査(スペインやフランスはシェンゲン協定加盟国なので、乗り継ぎ地のフランスで出入国審査する)前のセキュリティチェックも、並んでいる列を横目に最優先で通過。
搭乗口チェックインカウンターまで、地上職員の先導つきでした。

速攻で乗り換えだったけど、道案内付きなんて超ラクチン。
またスペイン人の乗客たちが優しいんだわ。外人客(我々日本人)たちを気遣ってくれて。
ちゃんと付いて来ているかな?と振り返ったり、スペイン語が分からないと思って「通れるって」と英訳してくれたり。

私は個人旅行だったけど、現地係員ありのツアーだとしても、乗り換え部分は全部自力ですからね、普通。
(私も、往路は普通に自分で乗り換えました)

トイレの奥の通路を通って乗り換えるなんてなかなか面白かった。
乗り換え表示看板があるってことは、乗り換え客案内用ルートとして設定してあるんでしょうね、あれ。

ちなみに金髪白人が特に好きなわけじゃなくて(^^;
たまたま金髪の人だっただけです。

関連話題
http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/53840/-/parent_contribution_id/53613/

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4件のコメント

  • ミロ子さんに質問です

    来週エールフランスでヨーロッパに行きます。
    帰国時バルセロナ→パリ→成田便を利用しますが、シャルル・ド・ゴールでの乗り継ぎ時間が55分しかありません。
    フライトスケジュールでは、バルセロナからの便も2Fに到着となっているし、成田便AF278は定刻に出発したことがないので、2Fの中の移動(2F1→2F2)だし余裕~と思っていたのですが、ミロ子さんの報告を拝見して覚悟しとかなきゃ!と思いました。
    ミロ子さんはどのターミナルから、2F2に移動したのか?教えてください。

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    退会ユーザ @*******
    05/12/07 10:02

    Re: ミロ子さんに質問です

    きまぐれネコさん、こんにちは。

    マドリッド⇒シャルル・ド・ゴールのターミナルは、マドリッド・バラハス空港でのチェックインのときに「同じターミナルです」と言われてチケットにもそう書き込まれました。

    なので、2Fの中での移動だったのだと思います。
    思いますって程度でごめんなさい(^^;;

    移動バンの同乗者は「ぐるっと回り込んだ感じね」とおっしゃっていてたしかにそんな感じだったので、ターミナル内で、あっちからこっちへショートカット移動したんだと思います。
    (そんなに長距離ではなかった)

    しかも時計をよく見てなかったので正確な経過時間を覚えていないのですが・・・・。

    ちなみに往路は、同じ2Fターミナル内で、自力で徒歩移動でした。
    (タラップ降りたりしなかったし・・・通路で建物につなげて廊下移動でした)
    何も問題なければ徒歩ですぐですし、そう時間がかかるものでもないし、近いものなのですが。




  • 05/12/03 00:26

    ぎりぎりの乗り換えはこわい

    秋のスペインなんていいなぁ。お帰りなさいませ。
    一連のトピを読ませていただきました。
    わたしもCDGでの乗り換えで地上職員に誘導されたことがあります。イタリアからの帰り、リナーテ空港の発が遅れてぎりぎりになってしまったときにキャッチされ、バンに乗り、くるっと外を回って、なぜか入国審査に押し込まれました。そこには黒山の人だかり。
    地上職員(わたしの時は金髪の姐さんでしたが)がまわりを押しのけて進ませてくれましたが、周りの人に聞いてみるとその人達の飛行機の方が先に出ることがわかって、あわてて先を譲ったりしてかなりぎりぎりだったと思います。
    それでもワインはちゃっかり買って飛行機に乗り込むあたりは、酒飲みの意地でしょうか(笑)
    自分で乗り換えてたら、絶対に間に合わなかったなぁ。

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    退会ユーザ @*******
    05/12/05 09:16

    Re: ぎりぎりの乗り換えはこわい

    西南さん、お久しぶりです。
    (酒飲みだったんですね。笑)

    >キャッチされ、バンに乗り、くるっと外を回って、なぜか入国審査に押し込まれました。そこには黒山の人だかり。

    同じでした。そんな感じで。

    しかしminoriさんみたいに初回でというのも何ですね~。

    以前、バルセロナ発パリ行きエールフランス機に乗り込んでからなかなか出発しなかったとき、乗務員が座席を回ってきて「東京(行き)ですか?
    パリの空港に着いたら係員がいますから」みたいな確認をされて、「あらら遅れてるんだわー」と思って、こういうのも「大丈夫かしらん」と心配になります(苦笑)
    ちなみにそのときは人間は間に合ったけど荷物の積み替えが間に合いませんでした。
     ↓
    これで「乗り換えありのときは荷物は気をつけたほうがいいなあ」と思うようになりました。
    ロストでなくても遅延の可能性があるので。







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  • 05/12/02 00:28

    乗り換え時間

    ミロ子さん、なかなか楽しい経験をされた様ですね。

    私も昔(14年前)、ローマからの帰り、CDGを使ったことがあります。
    当時は・・・今みたいにE、Fは無かった様な気が・・・。

    で、ローマ出発の便が1時間以上遅れ、乗り継ぎ時間が全くないという様な事態になり、ローマ-パリ間の飛行機が着陸するなり、「成田行きご利用のお客様最優先で降りてください」というアナウンスが流れ、タラップを降りると、すでにバスが待機。
    そのバスで直接日本行きの便が出るターミナルへ移動して、今度は空港係員が引率。走って搭乗口へ。

    ただ、私の場合、ローマの空港の機械の故障で、チェックインがパリまでしかされてなかった為、途中で係員に聞くと、係員の顔面が真っ青に・・・。(同じ状況の方がもう1人いらっしゃいました)

    で、大急ぎでチェックインして、係員とダッシュで飛行機の搭乗口へ向かい、飛行機に乗り込んだ私たちのすぐ後ろでドアがバタン!

    案内された座席は、ビジネスクラス。
    快適に帰ってきました。
    (ちなみに荷物は間に合わず、翌々日ABC運送で自宅へ送られてきました)

    旅先のハプニングも、結構楽しい思い出です。

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    退会ユーザ @*******
    05/12/02 08:46

    Re: 乗り換え時間

    minoriさん、こんにちは。

    ビジネスクラスはラッキーですね。
    私はまだ乗ったことがないんです・・・。

    しかし、

    >途中で係員に聞くと、係員の顔面が真っ青に・・・。

    係員に青くなられたら怖いです~。
    (機械、故障しないでくれー)

  • Re: CDG/金髪のイケ面空港地上職員に裏通路(?)を先導されるの巻

    これまたクマさんが喰い付きそうな話題で・・・。楽しいご旅行だったようですね。

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