ポンドとドルと米銀と英銀 tinish meさん、こんにちは。 だんだん突っ込む(?)と、tinish meさんのお財布の中身を詮索するような話になりそうなので、適宜(?)聞き流してください。 すごく難しい。ですね・・・・見たところ 1.元のファンドはドルである。 2.tinish meさん自身はアフリカ某国には現地通貨口座をもっているが、米国にはご自身の口座は持っていない。(ように見受けられました。)また、NYの会社はシティバンクを使っているか、シティバンクに「親和性」のある銀行を使っている。 というところですね。 会社の小切手というのが、パーソナルチェックなのか、バンクドラフトのような銀行の自己宛小切手なのか分かりませんが、ロンドンとウィーンでしか現金化できない。というのは???ですね。 一般論としては、ドルの小切手は世界中で通用するけれど、それは米国で換金できるからというのが強みなのであって、他国の銀行で取り立て (collectionでしたっけ?)に回すと時間がかかる上、手数料がかかります。最悪、取立てができず、戻ってくるという場合もあります。なので、全財産を「ドルの小切手」にして、ロンドンに乗り込むというのは、便利な反面、ちょっと危険な気もしますが・・・でも、会社が「保証」してくれているんですね。 留学後の「人生設計」にもよりますが、ひとつは米国に口座を作り、とにかくドルキャッシュを米国銀行においた上でロンドンに乗り込む。というのがあると思います。それであれば、その銀行のATMカードでイギリスでおろせますし、会社も悩まずに振り込んでくれるでしょうし・・・シティバンクはもちろん、チェース銀行のカードも外国で使えます。NYの HSBCは元は「頭取がモナコで射殺された」怪しい銀行を買収したものですが、比較的外国人には優しいです。この三行くらいが「独断と偏見によるNYの国際的お勧め銀行」です。お話を聞く限りでは、SSN,ITINはお持ちではないかも知れませんが、勤めている会社がらみで何とかいけないですかね。 もうひとつは「使う側」の英国側で口座を作ることですが、ここはイギリスの専門家に譲りますが、 1.短期間で留学生の口座が作れるものなのか? 2.そこで、もって行った米ドル小切手を確実に(ドルかポンド)のキャッシュにできるのか(レートの問題以前に)? は慎重に検討された方がいいと思います。 私は日本のシティバンクの外国送金でトラぶったことがないので、日本のシティは比較的「かう」のですけど、NYのシティはどうなんでしょうね。スイスに送金するときにロンドンのシティバンクを経由したことがあったんですが、ここの事務もexcellentだ。といっておきましょう。でも、米国からとなるといろいろと制約があるのかも知れませんね。シティ東京→シティNY→チェースNYもまるで日本の国内送金のようにうまく行きますが、NY同士の事務はあんまり参考になりませんね。いずれにしろ送金は一回しか起きないみたいなので、あまりこだわることはないかも知れませんが・・・。 どっちにしても、日本の銀行には今の段階ではこだわらなくていいような気がします。英国に駐在していた知り合いがいますが、ポンドの口座は日本に帰ってきてもほとんど役に立たない(当たり前ですか・・・)そうなので、一年間の滞在で給与をもらうのでなければ、まだ「投資」とかに役立つ米銀口座の方が・・・・とも思います。が、この辺はロンドン人に聞いた方がいいでしょう。 以上、また役に立たないかも知れませんが・・・・ご留学の成功をお祈りします。