どういたしますて エスカルゴ様 旅行会社のツアーはほとんどが3泊5日で、延泊すると高くつくし、航空券と宿手配をして、現地でオプショナル・ツアーを頼むほうがいいと思います(天候の問題もありますし、当日にならないとツアー日和かどうかは分かりませんし)。本当に何社もあります。エクスプローラーホテル内にカウンターを構えているRaven Tourが日本人向けの一番の大手ですが、高いわりにサービスがよくないとの噂も。イエローナイフに永住している鈴木さんが主催しているCanadian Exが良心的だとの話です。いずれにせよ、私は利用していないので、詳しいことはわかりません。鈴木さんとは電話で一度話しましたが、夏場はヘリの操縦士をしているそうで、とても誠実そうでした。どこのどういうツアーにせよ、-40℃の寒さに耐える防寒具類はちゃんと料金に含まれています。 宿はベッド・アンド・ブレックファストで地元の人たちと楽しい夜(長い長い夜ですから)を過ごすか、そうでなければ「女王様御用達」のエクスプローラーホテルがいいです(Yahoo! Japanの宿サイトによると1泊一部屋約19,000円ほど。何と和食レストランもありますよ)。間のモーテル系はつまらないのでやめましょう。飛行機の本数は少ない(カナダの南部エドモントンからの便が一日5本くらい。他は道のつながっていない極北の村を結ぶ小型機がほとんど)ので、到着予定を知らせておけば、たぶん宿から迎え(ベッド・アンド・ブレックファストでも、超高級ホテルでも)が来ているはずですが。もしタクシーを使うなら、市内一円が5ドルくらい(チップ込み)、空港-市内間が15ドル(チップ込み、チップはメーター料金の15~20%が目安)です。 絵描きさん、彫刻師など、イエローナイフは「芸術家の街」でもあります。私の友人(まだ覚えているでしょうか。多分「1998年末にあなたの描いた'Aurora Wanderer'を日本に持ち帰ったSachi」と言えば、思い出すことでしょう)はDawn Omanと言う人物です。検索をかければ、彼女の作品群を出したホームページがでてきます。芸術は好き好きだから、彼女の作品が好きになるか嫌いになるかは分かりませんが(写実ではありません)、あの「寒くて暗くて、単色の」極北で彼女がなぜ色鮮やかな作品群を生み出し続けているのかはとても興味を持っています。
Re: 夢広がります Sachitoro様 本当にお世話なり、親切ご丁寧にご教授頂きありがとうございます。 早々のお返事、嬉しいです。 ご友人のDawn Oman様の作品をこれから拝見させて頂き、勉強し、イエローナイフへ行けた暁にはDawn Oman様の作品を見つけ拝見したいと思っております。 イエローナイフは「芸術家の街」である事を知り、益々行きたくなりました。 Dawn Oman様と出会えたらば、“1998年末にあなたの描いた'Aurora Wanderer'を日本に持ち帰ったSachi”のお話をし、「イエローナイフへ来れたのはSachitoro様のご教授のお陰様なのです」とお話したいと思います。 ところで、Dawn Oman様はカナダ人ですか? 本題が後先になりましたが、今回も肌理細やかな情報助かります。 個人旅行が私達も理想なので、永住されてる鈴木様、宜しければご紹介いただけたら幸いです。 ベッド・アンド・ブレックファスト又は、エクスプローラーホテルにするか、計画するのも悩む所ですね。 じっくり友人と相談し、オーロラ観測は「運」である事を肝に命じ、悔いの無い旅にしたいと思います。 私事で恐縮ですが、又、暫くお返事出来ません。 早々に沢山教えて頂いておりますのに、拝見致しますのが、早くて10日後以降になります。 Sachitoro様へ必ずお返事させて頂きますので、ご面倒御掛け致しますが、今後とも宜しくお願い申し上げます。
鈴木さんの会社 イエローナイフに永住されている鈴木誠二さんがオーロラ観測ツアーをされているのは、Canadian Ex.と言う会社です。検索をかければ日本語で出てきます(地球の歩き方のイエローナイフのところにも出ていますが)。 基本は3泊4日のプランのようですが、延泊等はもちろん可能のようですから、直接鈴木さんのほうとご相談になってください。トロントにある日系の旅行会社も「オーロラ観測ツアー」はここを使っていて、ある意味一番「信頼されている人」のようです。 Dawn Omanはカナダ人です(カナダ人をどう定義すればいいか分からないけれど、カナダ国籍保持者およびカナダ永住権保持者をそうだと言えば、間違いなくそうです。日系カナダ人でとても有名な科学評論家のデビッド・スズキ氏だって見た目は「日本人」ですが、間違いなくカナダ人だし・・・とか言うと大橋巨泉氏もカナダ人になりますが・・・、今カナダ総督をしている人はハイチから移民した黒人だけれどやっぱりカナダ人)。系統を言えば、お父さんがウェールズ系、お母さんが先住民(デネ族)です。「多文化主義」が国是の国ですから、いろんな「カナダ人」がいらっしゃいます(とは言え、カナダ永住の多くのアメリカ人など、あえてカナダ国籍を取らずに「自分はアメリカ人だ」と主張しますし、逆もまた然り。両国で二重国籍を認め合っているのですが、こういう次第です。「独立戦争」のいきさつから「アメリカ人」と「カナダ人」は決して仲良くありません)。 いつ頃のご出発ですか。見たところクリスマスからお正月前後まではもうかなり混雑しているようです。その後は大体大丈夫のようですが、1月後半くらいになると日照時間が8時間くらいに延びるので、「オーロラ観測可能時間」は縮みますね。3月の春分近くになると、明るい時間が14時間くらいになるので、オーロラ観測が始まる9時近くでも薄明かりが残ったりするようです。時期のことも十分ご考慮を。