11/07/04 22:32

背伸びしない(プロは鋭く見抜く)

いくら装っても化けの皮は剥がれます。外見だけでなく、文字だけでもそうなっています
よね。

香港には数え切れない程行っていますが、今でも、『偽物時計』と声を掛けられます。
台湾も同じ。店員は日本語で対応します。一言も喋っていないのに。
恐るべきことは、セブンイレブン(ローソンだったか?)のアルバイト店員に日本語で、
『ありがとうございます』とか、観光地でも何でもない普通の通りの珍珠奶茶の店で、
日本語で対応されたりしたこと。さらに、ソウルでも、市場のおばちゃんに今でも日本語
で対応されています。

イタリアやスペインでも、ミラ、ローマ、バルセロナではそのようなことはないですが、
地方に行けば、日本人が歩いていれば、困っていると思って声を掛けてくれます。
ナポリの地下鉄で電車を待っていれば、横のおばちゃんが人の顔をじっと見つめ、
『あんた、ナポリに住んでいるのかね?』(容赦ないイタリア語です)。

しかし、台湾や香港くらいになると、普通の市民は特に日本人とは意識しないのか、
区別できないのか、現地人と同じように声を掛けてくれます。多分、プロの目は
鍛えられているのでしょう。ですから、頭隠して尻隠さずのかも知れませんが、
鋭く見抜きます。下手に化けても無駄なので、無駄な抵抗はしません。
それに、台湾人のように暑さに強くないし、香港人みたいないに大声で会話できないし。
現地の12月に同じようにダウンジャケットは着られないし。
女性は化粧が違うので、さらに難しいでしょう。

一方で、同胞はすぐにわかります。理由は、言いにくいが、緊張感のなさ。
ぽか~んと口を開けているのは間違いなく日本人。バンコクなんかは、
男性旅行者は場違いの格好(ジャングルまたはビーチにでも行くの?)、多分、
家族には内緒で来ているだろう初老のおじさん、本人は馴染んでいるつもり
でもやはり民族衣装?もどきは浮く日本人女性などはかなり目立ちます。
例のあれ、迷いかたと言われる指南書を持っていればなおさら。

でも、最近は中国人観光客がわからなくなりました。上野駅を出たところに
ある激安?ドラグストアーは中国人で溢れかえっていますが、言葉を聞くまで
わかないことが多いのです。プロ(店員)は鋭く見抜くのでしょうが。

基本は隙を見せないことでは?

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    11/07/05 21:39

    無駄な努力が「カモネギ」的な外見の原因なのか……

    JORGEさん こんばんは

    丁寧にありがとうございます。

    >多分、プロの目は鍛えられているのでしょう。ですから、頭隠して尻隠さずのかも知れませ>んが、鋭く見抜きます。下手に化けても無駄なので、無駄な抵抗はしません。

    達人の境地ですね?
    なるほど、無駄な努力が「カモネギ」的な外見の原因なのかもしれない。


    >基本は隙を見せないことでは?
    そこなんですよね。
    自然体かつ隙はない状態が理想なのですが、なかなか難しいです。

    ナポリのおばちゃんには、ぜひ話しかけて欲しいけど、
    親父狩りの青少年のみなさんには、手ごわい相手と思って欲しい。

    また、よろしくお願いします!

    イノウエ拝

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