11/07/03 20:40

北海道売渡計画

放送を見た人が居ないのか話題に出ませんが、先日BSプレミアムで放送されましたが、戊辰戦争で会津藩、と米沢藩がプロイセン公使の斡旋で北海道を売り渡して資金を調達する話です。

勝手に両藩が領土を売ることが出来るのか不思議に思いましたが、北海道の北東部を両藩が幕府から任されていたようです。

駐日プロシア公使から時の鉄血宰相ビスマルクへ買い取り要請がありましたが、ドイツは西欧対応に忙しくビスマルクからの返事はノーでした。

当時はロシアもアラスカをアメリカに売り渡したり今ほど領土争いも大雑把でした。
もし実現していたら小さな日本にとって大損害だったところです。

その資料は会津が降伏したときに持ち出され半分燃えてしまったのが日本にもあり、ドイツにはその資料が残っていたのが見つかったようです。

榎本武揚の蝦夷共和国独立は史実もしっかりしていますが、第二次大戦後の四国独立運動も聞いた事があります。

幕府も小笠原は日本領として大事に考えていたらしいですが北海道は米が取れなかったのでそれほどに考えていなかったのかもしれません。
しかし伊能忠敬や間宮林蔵が細かく調査しているのを見ると本当はどうなのか興味があるところです。
話し出すと限がありませんので報告がてらです。

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