徴兵拒否

のりーた3、グルテンモルげんごろう

前に引用してもらった交流じゃない広告機構のお知らせに付き合うのもだんだん種切れになりましたが・・・

また横レス失礼します。何せ、「専門家」に聞くならまだしも、「専門家のつもり」をわざわざ呼び込むんですから。何時地用兵拒否ならぬ、削除に巻き込まれるかわからないので、レスの場所にも気を使います。
「積もっていいのはマージャンで、詰まると逆流下水道」ですから。

>兵役忌避 これをすることで、本人は何らかの社会的なペナルティが課せられるのでしょうか?

良心的 兵役忌避は、憲法(基本法)の自由権に基づく行為であり、社会的なペナルティが課せられるのはおかしい。一方徴兵制も憲法(基本法)で認められ制定された国法に基づくもので、これを忌避するものには何らかのペナルティがないのはおかしい。
ある意味、二律背反的なこれらのことの妥協案のようにして存在したのが「良心的兵役忌避者」制度です。
一方から見れば、働かせることがペナルティであり一方からは自分の意思で社会活動をしている、という図式です。

>ユースホステルも良心的兵役忌避者の「社会奉仕」で支えられていたとは

YHが忌避者の社会奉仕の場として認められていたであろうことは理解できるのですが、逆にそれがYH運営
の支えになっていたかどうかはわかりません。詳しいことは、つもりでない専門家にお聞きしないとわからないのですが、徴兵忌避者の問題よりも大きな問題があるような気がします。

ご存知と思いますが、ドイツでも若年層の失業率の高さが社会問題化しています。徴兵制がなくなること自体、大口の働く場所がなくなったようなものです。(もちろん志願制は残っていると思いますので、0になるわけではありませんが)このような社会全体の問題に関して、1機関に過ぎないYHがどうのこうのというのは、ちょっと無理があるのではないかと思います。

詳しく知っているわけではありませんが、YH運動そのものもはっきり何時て過渡期あるいは過渡期を過ぎてしまっているのではないかと思います。そもそも若者向けの低廉な費用での宿泊施設であったのが、年齢制限が事実上ない施設も多くなっているという話自体、苦渋の選択だったとは思いますが元の理念からは外れたものです。2人1室でいくらでも泊まれます、ということになると、単に安いだけの宿と変わりません。
やむを得ず、とはいえこうなっているのが現状であることから考えますと、仮に忌避者の労働力に支えられていて、その労働力がなくなるとどうなるのでしょうか、宿泊費が高くなるということも考えられますが、そのことと同時に数が減ってくるのではないかと思います。
現在の宿泊費はまだ安い部類だとは思いますが、一般的な宿泊施設というくくりで見ますと、極端に安いというわけではないようです。同等あるいはそれ以下野値段の宿泊施設も少なくないようです。大手のホテルチェーンでもエコノミーホテルグループを傘下に持っています。
観光推進を目的としている、ドイツ政府観光局でも40ユーロ以下の宿泊施設を集めたガイドブックを出しています(もちろんその中にYHも含まれていますが。)
設立の理念からかけ離れざるを得なくなったYHをどういう捕らえ方をしてゆけばよいのか。
本当の専門家の意見を聞きたい気がしています。

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1件のコメント

  • 「ぶんぶく堂」ますます 面白い!!

    たぬきの金時計さん こんにちはです

    >二律背反的なこれらのことの妥協案
    ドイツの徴兵制度(元というべきか)面白いですね!
    考え方・制度設けることへの歴史的背景など 興味がわいてきました(図書館へ行ってこよう!)

    制度廃止→平和 とか喜ぶ意見もあるし
    雇用問題・失業者増加→社会問題 という懸念わかります

    「社会奉仕」する人が減る・・・
    これはどうなのでしょうか? 
    「兵隊さんの訓練をする時間」を「人の役に立つ仕事をする時間」に振り分けよう!
    そんな 人が増えてくれればいいのですよね
    病院や福祉施設に関して言えば、賛同する人も多いので「労働力?」は集まりそうですね

    徴兵制はたしか 男性だけですよね
    「社会奉仕」を 一定期間課す となれば 女性にも適応されるのかな??

    ありがとうございました


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