エアーズは必ず６～９月に

最近は少なくなったようですが、どうしても春休みは寒い欧米を避け、温かいイメージのある豪州やNZに卒業旅行などに行く学生が多いです。

これが、温帯で現地の夏のシドニーやメルボルン、パースなどならたまに猛暑になる程度で日本の夏とそう変らずいいのですが、人気のケアンズに行くと雨季で海が濁りあまりきれいでないのがわかりがっかりします。

がっかり位ならまだ、いいですが、豪州へ行くなら、エアーズは絶対外せないと、春休み（または冬休み）に行くと悲劇が起こります。砂漠のど真ん中ですから５０度近い猛暑となり、登山した日本人大学生がひと夏で数十人も熱中症にかかり、入院騒ぎとなり現地の新聞,TVをにぎわせました。

それが毎年続いたので、「なぜ日本の大学生は性懲りもなく、同じことを繰り返すのか？」と、不思議がられ、あきられました。

日中登山や、何度以上になったら登山禁止の規制などで、少なくなったようです。

シーズンなど気にしないでなどのレスもありますが、下手をすると命にかかわりますから、絶対に信用しないで下さい。７，８月がベストですが、６、９月も可です。それ以外には行かないほうが無難です。

グレートバリアリーフも乾季の４月中旬～１１月中旬に行かないとTVや書籍で見る美しいサンゴ礁の海は満足には見れません。ダイバーもこれ以外の時期は避けます。