Re: 東南アジア語講座がある ろっきいさん、こんばんは。まだラオスですか? 日本の学校教育の問題ですか。ほんとうに、それありますよね。 ヨーロッパでは、韓国人や中国人の同世代の女性と出会うことがあるのですが、彼女達の英語と自分の 英語力の差をいつも痛感させられます。 しまいには、電子辞書で日本語に翻訳して(相手がですが)お話してくれるなんてこともシバシバで・・・ 日本代表としては、とてもお恥ずかしい限りです。 旧ソ連系の方々の英語は、全く発音が違うのか...全然分からないなんてこともありました。 ラオス語習いに行かれたんですね。ラオス語、ラオス文字見当もつきません。難しそう~。 現地のガイドでもいない限り、一生ひとりでは行けそうもありませんが、そんなに素敵なところなんですか? クメール語なんていう言葉もあるんですね。知りませんでした。 いろいろなことを教えて頂きまして勉強になりました。
タイ語とラオス語について 少し付け加えます。 わたしの覚えたラオス語はルアンパバーン地方のラオス語なので、首都ビエンチャンのラオス語は早口で聞き取りにくいところがあります。 また、ルアンパバーンの言葉のアクセントや音韻は北部少数民族のタイ諸族(タイルー・タイダムなど)の言語に近いので、タイダム族の婦人の話す言葉なんか、よくわかります。 日本人ではタイ語を学習された人が多いので、ラオス語はタイ語と比べてマイナー言語のようですが、マハー・シラーの言うようにラオス語はタイ語を含めたタイ諸族の言葉の中では中心的な位置にあるのかもしれません。 現代ラオス語の生みの親の一人、マハー・シラーの生まれ故郷はタイ東北部(イサーン)のローイエット県で、ラオス語は今でもタイの主要方言(タイではイサーン語とよぶ)の一つでもあります。 タイ語とラオス語は兄弟関係にあり、日本にたとえれば北海道が別の国となったために北海道方言が別の国語になったみたいなものとも言えます。 東京で話されているのがタイ語とすると、東北地方に行くと函館あたりの言葉が共通語より親近感があるのに似て、ラオス語の方がタイ東北部や(チェンマイなどの)北タイの人の日常の言葉に近いのです。 タイ語もラオス語も、どちらもインド起源の文字体系です。 タイ語の方が文字の数が多く歴史的な音韻変化をふまえています。タイ語に比べ丸っこい文字のラオス語は単純な表音式で、読むのはこちらの方が楽です。 ルアンパバーンでは英語を話す人が多いのですが、気持ちを伝えるにはやはり現地の言葉を使うのが一番です。
Re: タイ語とラオス語について ろっきいさん、詳しい解説ありがとうございました。 ルアンババーンってどのへんにあるのか、世界地図帳で確認していました。 タイ文字は見たことがありますが、やっぱり習得するのは難しそうですね。 よほどその国を愛してなければ、語学って自分のものにならないのかなぁと感じました。 タイ語とラオス語は兄弟みたいなものなんですね。お隣どうしですもんね。 知らないことをたくさん教えていただきまして、ありがとうございました。