乗車料金が高くても構わないなら

普通に日帰り圏内なのは、前のお二人が挙げたコモ湖（駅はコモ）、
マッジョーレ湖（駅はストレーザ）、ベルガモ、そしてヴェローナあたりでしょうか。
トリノ、パルマも行ってちょっと見て食べるぐらいなら、日帰りできます。
ただし、速い列車の本数が多く、その合間に時間の掛かる列車が運行されているので
速い列車に乗るのが断然便利ですが、その分料金は高くなります。
そういう意味ではヴェローナも日帰り圏内にはいりますし、ヴェネツィアにも行けます。
その手前のパドヴァやヴィチェンツァなども。

どのようなところなのか、google検索で、カタカナでもアルファベットでも
まちの名前だけ入力して検索すると、画像検索の結果も出てきますから、
その画像を見るとイメージがつかめるかと思います。
ここで１つ１つに質問するより、上記のような検索をするか、
図書館でガイドブックの北イタリア編を借りてきて調べると手っ取り早いと思います。

Lago Maggiore（マッジョーレ湖）のStresaまではミラノから１時間ほど。
Isole Borromee（ボッロメオ諸島）へ行く船が出ています。
島と言っても岸からそこに見える小さな島ですから、簡単に訪れることができます。
Isola Bellaが見どころです。

Bargamoの最大の見所はドゥオーモです。（小ぶりですが大変美しい）
旧市街が美しく、ぶらぶらと散歩しても楽しいでしょう。

トリノに行くなら王宮とモーレアントネッリアーナ。
ヴェローナならジュリエットの家やアレーナ、旧市街散歩。
トリノで是非食べたいのは、チョコの他にはパンナコッタ。
ピエモンテは生クリームやバターの美味しい土地で、ここで初めてパンナコッタを食べたときは
今までパンナコッタと思って食べていたものはなんだったのか！と思ったものです。
ピエモンテ牛が美味しいので、カルネクルーダ（生肉のたたいたもの）や
ローストしたもののトンナータ（ツナソース）がけなどが名物です。

半日でいけるのがVigevano（ヴィジェーヴァノ）
レオナルドダヴィンチがデザインした美しい広場があります。
この広場のカフェでのんびりお茶（または食事）をして帰ってくるだけでも気持ちがいいです。

ほかに楽器に興味がおありなら、Cremona（クレモナ）にも日帰りできます。
アントニオ・ストラディバリが楽器を製造していたまちで
市庁舎にはヴァイオリンのストラディバリウスが展示してあります。
ここも小さな町ではありますが旧市街が美しく、ドゥオーモ広場が素敵です。
ヴァイオリン博物館もあり、今も楽器製造の工房がいくつもあるようで
街を散歩していると楽器の音色が聞こえてきます。

Parma（パルマ）に行くなら、Culatello（クラテッロ）を是非召し上がってみてください。
生ハムの１種ですが、Prosciutto di Parma（パルマ産生ハム）がお尻から腿にかけての部分だとすると
クラテッロはお尻の中心部のみの塊で作った超高級品です。
パルマは美食の街で他に何を食べても美味しいと思います。

どうぞ楽しい滞在になりますように。