Re: Monsarazあれこれ/余談。

旅クマさん、こんにちは。
そうですか、ラッキーでしたね!

私の場合、行きがけ、調べた限りではエヴォラからのバスがあるはずだったのですが、その日は、聖何とかさまの祭日であらせられて...........
そこまでの情報収集はできていなかったのです(涙)。
~というか、リスボンの(それなり大きな)ホテルのコンシェルジュにも確認したのですが、Monsarazてどこ~?の世界で、私の方は詳しいぐらいでした。

というわけでバスは運休、タクシーで上がらざるを得ず、その代わり帰りはやはりそこは節約しなくては、とバスにしました。
Regengoz de Monsarazは、ぐっと“下界”ですから、タクシーを呼ぶにも時間がかかりそうですね。
私は、ここでバスを1回乗り換えてエヴォラに戻りましたが、実に閑散たるバスターミナルでした。観光客なんかいなかったですね。
おおかたの地続きのヨーロッパ人観光客は、車で来ているのではないかと思いました...。

~ところで、このタクシーでは、殆ど死ぬかという思いをしたんですよ!
村の中にはいっていったまではよかったのですが、ホテルは実は、村のゲートの外にあるのですね。
(行くまではよくわからなかったので、運転手さんにお任せでした。)
(だから、ホテルからの眺めはよかったです。)
あの、細い紐状のくねくね石畳道を“ホテルを探して”行きつ戻りつ....あ~ッ(絶叫)、その先は崖ですよ~!!!みたいな思いをすること数回、ようやく、ゲートの外にある、ということがわかったのでした。
ほっ。

翌朝のバスも、乗ったのは私ひとり。
バス停で待っている間、なぜか野良犬(~というか、飼われているけれど、自由を満喫しているだけなのかも)2匹、ずっとまわりをうろついていて、ほんとうにバスが来るかどうか心配なのと、犬に取って喰われないか心配なのとで(......)、気が気ではありませんでした。
出勤してくるらしきちらほら通りかかる人たちも、ポルトガル語オンリーか、せいぜいフランス語。私のフランス語と来た日には!エヴォラで、無事にリスボン行きのバスに乗り込んだときは、つくづくほっとしましたが、これまた、出発直前にエンジンの不具合?が発見されて、長々と鳩首疑義。いつ出るんだよ~という感じでした。

とまあ、“ホテルはいくら予約してあっても”コミュニケーションの必要な場面にも、アドベンチャラスな場面にも事欠かない旅ではありました。


旅クマさんが先にご紹介くださっていました、羊のシチューのお写真、懐かしい~美味しかったんですよね、でも、もう一度行くのはたいへんそうです....
これから行かれる方は羨ましいですね♪




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1件のコメント

  • 「わたくしがClioよ!」というHNでも良かったのに・・・

    Clioさん、Ola~♪

    やはり、苦労してMonsarazへ行かれたんですね。
    実は夕暮れのMonsaraz、他に人もいないのに、木霊してくるのは「んん?何で日本語?」と思いつつ、カーブを曲がったら、宿探してウロウロしていたおぢさん3人組にばったり会ったのが、翌日行動が一緒になったきっかけでした。一旦Vila Vicosaで別れたけれど、国境を越えたMeridaでまたはからずも宿が一緒!という偶然もあり、Meridaの夕食も一緒にしたりしました。「旅は縁なるもの?」と思いましたね。

    ハハハ、あのMonsarazの石畳の上を、タクシーが猛疾走?怖かったでしょうねぇ。ここの石畳が尖っているので、竹踏み運動状態の歩行になってしまい、変な筋肉痛になりました。おぢさん3人組と、翌朝、麓から丘の上を眺めたら、急斜面の連続でした。

    いや、本当にあそこまで往復するのは大変ですよね(ため息)。
    次回のAlentejoは真面目にLisboaから行くべきか、今回のように、Madrid発にするかわかりませんが、国境線上をポルトガル側に北上の予定です。3週間休みがもらえれば、ルートを北部~Alentejoに取る時間があるのですが、あのバスが存在しない地方では、2,3分割にしないと、行かれません。

    大さん、頑張って、時間に余裕持って、行き来してくださいね♪
    村自体はゆっくり30分あれば、一回りしてしまいます。

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    Re:Alentejo

    旅クマさん、返信ありがとうございます。

    >あのMonsarazの石畳の上を、タクシーが猛疾走?怖かったでしょうねぇ。
    そうなんですよ!
    しかも、その小径の先は、断崖絶壁だって(後部座席の私からも)見えているのに、なぜか、「ホテルは、ここかな?あっちかな?....」とひたすら強行突破しようと夢中の運転手さん.....私は、もう、殆ど目を閉じて覚悟を決めちゃいそうでした。

    石畳、そう言えば、はいったレストランの床も石敷きで、それが崖に向かって全体に傾斜している上に細かい凹凸があって椅子もテーブルも常時がたごと揺れていましたっけ。


    ~Alentejoは、イタリア人作家タブッキのポルトガル系作品に色濃く出てくる地で、ほんとうはもう少し全体をゆっくりまわりたかったのですが、初ポルトガルですからコインブラにも行きたかったし、日程には苦慮しました。

    ところで、Meridaって、スペインのあのMeridaでしょうか?Salamancaから南下したところの?
    あそこでしたら、パラドールに2泊したことがありますよ。だいぶん以前ですが。
    いいですね~国境をものともせずイベリア半島に出没する白いクマさん♪


    トピ主の大さんも、国境越えのご予定のようですよね。
    よい旅になりますように!


    *別とぴで、“どきどきClio”という案も出ましたが、そっか、“私はClioです”でもよかったですね.....
    これからもよろしく~!!