05/06/01 14:14

<7日目> 5/10(火) ウィーン発

さて、はや最終日となった。
午後のフライトだと早起きしなくて済むので、めちゃめちゃ有難い。
かといって夜便でもないので、観光する程の余裕はない。
が、ホテルのすぐ近所に、フロイト博物館があり、9時から開いている。
朝食を終えたのが9時過ぎで、出発予定が10時過ぎ。
駆け足の観光もどうかと躊躇したが、折角の立地を利用しないのももったいないと
思い、とりあえず行ってみる事に。

・フロイト博物館

フロイト博物館は、外観だけでなく、内部の階段や踊り場付近も、どことなく
風情が漂う建物だった。
ブザーを押しながら表の扉を開けて中に入り、更に階段を上ってすぐ左のドアの
ブザーをまた鳴らして、館内に入れてもらう。
幸か不幸か、言葉が出来ないが故に解説も本も見なくて済むので、あっという間に
観終わった。壁にかかってる見取り図をみると、受付の裏にもまだ部屋がありそう
なんだけれども、なんだか入れそうな気配ではない様に感じられたので、
確認もせずにさっさと諦め、後にした。
ちょっと物足りないくらいで、滞在時間は30分にも満たなかったが、
診察室に足を踏み入れ、ここでカウンセリングなんかやってたのかと思うと
感慨深く、更にこの空間がシュルレアリスム誕生にかんでいたのかとも思うと、
なんだか感極まった。


・CATへ

観終わるとそそくさとホテルに戻り、チェックアウトを済ませ、タクシーを
呼んでもらう。今回もタクシーはすぐに来て、ホテルの前ではなく2階の
フロント脇で座って待っていたら、そこまで上がってきて、スーツケースを下まで
降ろしてくれた。有難かったのに、チップを弾み損ね、後で後悔。
タクシーはリンクに沿って走った様で、2日間通ったミュージアムクオーターを
眺めつつ、CATに到着。料金は意外とかかり、10euroを超えていた。
これにCAT代9euroをプラスすると、タクシーと10数euroしか変わらない。
まあ、10数euroの違いは大きいが、あんまり得した気にはなれない。

さて、オーストリア航空はここでチェックイン出来るので楽チンで有難い。
スーツケースの重量は・・・19kg!心の中でガッツポーズする。
お前はごみを捨てに来たのかと突っ込みたくなる程、服やら資料やら捨ててきた
甲斐があったというものである。
CATの券売機でクレジットカードの扱い方がわからず手間取ったが、何とか購入。
空港へは15分程度なので、あっという間に着く。


・シュヴェヒャート空港にて

早めに着いたので、郵便局に入ってエアメールを8枚書いた。
前日に出した時は1枚1.25euroだったので10euro札を1枚出すと、
足りないと言う。サイズが大きいものは、1枚1.75euroだった。
前日にも大きいサイズの葉書を出したのだが、全て1枚1.25euroで
請求されていたので、まさか料金不足で届かないなんて事にならないかと
心配したが、無事に着いていた。
でも、前日はもらえた、“優先”のシールはこの日はもらえず。
人に寄って対応に差が有り過ぎる様な・・・。

出国審査を抜けて、免税店のデメルを見ると、スミレの砂糖漬けは、19euro。
なんか安くない。デメル本店ではいくらだったか忘れてしまったが、店で買った方が
安かったなんていうのだろうか?買う気がそがれてしまった。

後はお土産のタバコと缶ビールを買い、しばし待ったのち、搭乗ゲートへ。
しかし、シュヴェヒャート空港、搭乗ゲートの中も外も、椅子が少ないのは、ちと辛い。

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