通りすがりですが・・・ 日本人パッカーに貧乏旅行崇拝の傾向がある理由は 「贅沢は敵だ」という考えが無意識にあるからだと思います。 日本がここまで豊かになったのもたかがこの50年の間です。 私達の両親や祖父母が幼かったころはやはり貧乏で、 家でも学校でも小さいころから「質素に生活することがえらい」とか 「我慢することが美徳」と教えられてきたと思います。 マゾヒスト的な貧乏根性が無意識のうちに染み付いているからではないでしょうか? ブランド品や高級車など物理的豊かさに走る人でも 食事や住宅環境は貧粗だったりしますよね? 生活の質を向上させようという意識が日本ではまだ低い。 それが旅のスタイルにも現れるのではないでしょうか? この点で私はみど氏の意見に賛成です。 わたしも学生でそれほどお金はありませんが、 せっかく物価の安い東南アジアに来てまで貧乏を極めなくても・・ と思います。 あと英語に関してですが、別に話せなくてもいいのでは? 欧米の常識をスタンダードとし、英語を共通語とする世界に日本語だけで出て行く人の方が、見ていて「勇気あるな~」と思います。 英語圏の人間なんて旅行する際に言語の苦労がありません。 それでいて同じ英語圏の国の人間とつるんでいるだけなのに国際人づらしている人など見ると閉口します。 「日本人同士でつるんでいるのは見苦しい」という人がいますが 英語圏の人間なんて英語を話せる人としかつるめません。
現実に、英語が共通語になってしまってますからね…。 >>「日本人同士でつるんでいるのは見苦しい」という人がいますが >>英語圏の人間なんて英語を話せる人としかつるめません。 まあ、英語圏の海外旅行者も人数が増えてしまって、 知的レベルもずいぶん低下しました。 日本人は日本人宿に集まりますが、 英国人は英国人宿に集まって、 英国のテレビ(特にスポーツ番組など)を一緒に見ていたりします。 ですから、 カオサンなどの旅行者の多いところでは、 日本人と欧米人が交じり合うことは少ないでしょうね。 でも例えば、 旅行者の少ないところで、 例えば、インドの長距離列車の2等車で、 近くの席になれば、安全確保のためにも話はしますからね。 そのときに、流暢ではなくても、 英語で情報交換をしたり、世間話をしたりするのは、 これは絶対必要だと思うんですよ。 例えば、バンコクからシェムリアプのツーリストバスで、 夜中の午前一時に怪しげなゲストハウスに到着した時、 オランダ人のカップルと、話をしたりして、 「チェンラへ行く」と言ったら、 彼らもチェンラへやってきて泊まりました。 オランダ人にとっては、僕の情報が得られてよかったのではないでしょうか。 僕も、チェンラのおねえさんに、 「オランダ人の客を連れてきたから、部屋を安くしろ」 と、交渉したりしましたからね。 みど
僕は「日本人は贅沢が似合わない」と思ってるんですけどね。 chikinさん、どーも。 >>日本人パッカーに貧乏旅行崇拝の傾向がある理由は >>「贅沢は敵だ」という考えが無意識にあるからだと思います。 なるほど! 確かにそうですよね。 海外個人旅行は、本当はそんなに金はかかりませんが、 長期に海外旅行をすること自体、 日本人には、なにやら恥ずかしさ、後ろめたさがありますね。 だから、その旅行が、貧乏旅行であると、 言い訳ができるし、社会的にも認めてもらいやすい ということはあるかも。 それは、日本社会が、精神的にはまだまだ貧しいからでしょう。 誰が考えても、 「どこでも1泊数万円のホテルに泊まって、移動は飛行機を使い、陸路は一等車に乗って、ガイド付きで、世界一周した旅行記」 よりも、 「1泊100円のドミに泊まって、ローカルバスと2等車を使う(または自転車の)旅」 の方が、読みやすいですしね。 でもだんだん変わってきたかな(笑)? みど